出会いはいつも突然 マンガ「あかいいと」 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

男女の出会いは、いつも突然。
そんな思いを改めて思わせるマンガが
宮坂香帆さんの「あかいいと」。小学館の女性マンガ雑誌「Cheese!」に連載された作品です。
ヒロインの橘千紘(たちばな ちひろ)は中学3年生で剣道部のマネージャー。ある日親友の桜木莉乃(さくらぎ りの)と新しくオープンした天丼などを供するどんぶり店に入ったことから運命が展開します。
そこで、他の中学の比名瀬祥(ひなせ しょう)に出会うのです。丼屋さんでの出会いというのがかなり個性的に感じました。
祥が知らずにぶつかって七味唐辛子を千紘のどんぶりにぶちまけてしまったり、千紘に皮肉を言ったり、2人の出会いの印象は最悪でした。
「あかいいと」集英社)第1巻から引用

しかし、2人には運命の赤い糸が絡まっていたようです。
その後剣道の大会で再会したり、高校入試当日に邂逅したり、同じ高校に入学したり、2人は衝突したり、和解したりを繰り返しながらお互いを理解していくようになっていきます。
出会いの面白さを感じさせてくれて、かつ話の展開が気になってしまう、力ある作品です。ヒロインの揺れる心理描写にも共鳴を覚えたり。
10代への転生?を促すようなオススメの作品といえますよ(^^)