成長する男 城戸保志〜「青空エール」と悔いなき青春〜 | みかんともブログ

みかんともブログ

このブログは、表現コンテンツが好きな人や表現活動に関心がある人に向けて書いています。
特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

山田大介の親友であり同じ野球部のチームメイトでもある城戸保志(きど やすし)。
彼は第1巻の登場時の1年生の頃には、意志の弱い、少し軽いノリの3枚目という感じでした。弱音を吐いて、野球部を逃げ出そうともします。
しかし、高3時では強い意志を持った頼もしいエースになり、公私ともに大介と支え合うのです。
「青空エール」中、もっとも成長した男子だと言えます。
大介や亜希のような包容力あるいはかっこよさは、保志にはありませんが、高校を舞台にしたストーリーは成長もキーワードになりますから、著しく成長を遂げた保志もまた魅力的な男子に僕の目に映りました。
初めは保志をさほど相手にしなかった、人気の女子ひまりも高3になってくると保志の変わりように胸を揺れ動かすのです。

保志は主人公の小野つばさにもときにきっかけを与える存在でもありました。
写真は全国大会へのメンバー選ばれず、悔しがる様子を見せないつばさを一喝したシーンです。普段は3枚目風ですが、ここぞという時には真剣な表情も見せます。
この言葉でつばさは悔しさを噛み締め、次へ向けて激しく練習するのでした。


「青空エール」終盤での保志の雄姿に僕は感動を味わっていました。そして、大介や亜希にはなかなかなれないけれども、成長していく保志は男子の身近な手本かもしれないなぁ〜とも思ったことでした^_^