今日木曜日の午前中、奈良から京都駅に到着した電車を見て驚きました。
平日の10時半過ぎにたくさんの乗客が吐き出されたからです。
観光シーズンやラッシュの時間帯は驚きませんが、平日のこの時間帯にこんな光景は見たことがありませんでした。
降りて来た人たちを見ると大半が訪日客でした。僕が乗った奈良方面の電車も訪日客で席が埋まりました。
改めて海外から観光客の多さを感じました。
このような状況には光と陰があります。
住民の住環境が悪化しているエリアもあります。
例えば、京都ではバスの混雑がかなり問題になっています。民泊への苦情も少なくありません。奈良に住む知人は奈良公園の鹿に乗ろうとする外国人客が見受けられることを憤っていました。
そういう点は対策が望まれますが、日本を知ってもらう、経済的効果が見込めるという点はやはりプラスに思われます。
また、日本のポップカルチャーを体験してもらいファンを増やす機会にもなることでしょう。
京都市四条に位置する、あるアニメグッズの店は訪日客を意識したディスプレイと品揃えで誘客に成功しています。
訪日客は東京オリンピックでピークになるのではないかと予想されていますが、
日本のアニメ、マンガ、ミュージカル、動画、音楽、そしてフードなどのコンテンツ、ぜひファンを増やす取り組みに期待したいですね。
奈良線の電車に乗りながらふとそんなことを思ったことでしたよ(^_^)
京都タワー 訪日客がよく撮影しています