家族の食卓をテーマにしながらも、それにとどまらず恋愛や友情、家族の情の通い合いを穏やかに描きあげた、ほっこりした読後感を覚える作品です。
僕にとってこの作品の魅力は、特筆すると二つと言えるでしょうか。
一つは家族の食卓をテーマにしながらも、料理はさりげなく織り込まれるというところ。このブログで取り上げている「食戟のソーマ」や「本日のバーガー」のように料理の追求をするのではなく、日常の中でその場その場に即した料理が作られていくのです。
作中でレシピも紹介されますが、結構日常の食卓に取り入れてやすいものも多く、僕もホワイトソースのレシピなど取り入れたりしました。
そしていろいろな思いを抱えながら生きていく人々への温かい視線もこの作品の魅力に感じています。
主人公の高校3年生早川律はハンサムで勉強もできるイケメン人気男子。父とは死に別れ母が家計を支えています。母親の入院をきっかけに律が中学生の弟と小学生の妹に料理を作ってあげるようになっていくことをきっかけに料理作りに関心を深めていくという展開です。
そこに高校同学年の倉科夕子との関わりなど恋愛要素も絡んで来るんですが、それはまた日を改めて^_^

