なぜ読み始めたのか?~「魔法科高校の劣等生」の凄さ その1~ | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

ここ一か月ライトノベルを25冊以上読み切りました。
その最大の理由は、アニメ化もされた「魔法科高校の劣等生」(電撃文庫)をライトノベルで読んでいたからです。
余りにも面白くて夢中に読んでいました。22巻まで到達したため、残すのは、最新の23巻とスピンオフのSSを入れて2巻のみ。
今は敢えて読み進まないように別の作品、例えば、「俺を好きなのはお前だけかよ」などを手に取っています。
そもそもなぜこの作品をライトノベルで楽しむようになったのか?
それは偶然が生み出したきっかけでした。6月に大阪で開催されたアニメ・マンガ系のオフ会に顔を出したのでした。そこで話が弾んだ折に同じテーブルについていた20歳ぐらいの男性に僕はこんなことを尋ねたのです。
 
女性キャラクターは、「めだかボックス」のめだかや「ソードアートオンライン」のアスナ、「アクセルワールド」の黒雪姫とか、才色兼備で何でもできるキャラクターはすぐ思い浮かびます。
でも、男性キャラクターは、特に主人公は思い浮かばない。
男性キャラクターの主人公で何でもできて凄い男って誰だと思いますか?
 
すると即座にこう返ってきました。
 
それは、「魔法科高校の劣等生」の主人公だと思います。
 
すると彼の隣の人もうなずいていました。
そして、答えた彼はこう付け加えました。
 
もしも「魔法科高校の劣等生」を楽しむなら、必ずライトノベルから読んでください。アニメではなく、ラノベで。ラノベがイチオシです!
 
その後、他のマンガやアニメを見るのに忙しく、「魔法科高校の劣等生」のことは後回しになっていたのですが、9月にたまたまUSEDBOOKの書店でこの作品を見かけました。6月に聞いた助言を思いだし、試しに第1巻を買ってみたのです。その後、カフェでひも解いて読み始めると、読むのをやめられなくなりました。
とにかく面白い。
特に魔法に対する説明が事細かで、納得しながら読み進むことができます。
また、登場人物の説明や感情表現が微に入り差異をうがち、話をかみ砕きながらページをめくることも可能でした。
また、イラストも趣向にあいます。
 
なるほど、丁寧な説明と表現はマンガやアニメでは難しいライトノベルならではだなぁ
 
とアドバイスをくれた男性に感謝の念を覚えました。また、表現メディアによって持ち味が違うのだということも再確認しました。
 
その日から連日、僕はライトノベル「魔法科高校の劣等生」を9月後半と10月前半の日々離せなくなったのです。
「Fate」の時もそうでしたが、いいコンテンツとの出会いは本当に人との縁が運んでくるものなのだなと改めて思ったことでしたよ。