手嶋純太の強さ@弱虫ペダル | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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今週の『週刊少年チャンピオン』(2017年46号)の巻頭カラーは、「弱虫ペダル」。読み込ませる内容でした。

インターハイは終盤にきています。
ゴールに近い坂には主人公小野田坂道の2つ上の先輩たち3人が佇んでいました。
そして、かつてのキャプテン金城が現在のキャプテンの手嶋純太について語るのです。平凡で弱いが、
目標を失わない強い心がある、
と。

そう、手嶋は弱い、そしてそれを自覚するからこそ地道に愚直に取り組む強さがあるのです。
そして、その手嶋の努力がインターハイ終盤で輝きを放つのです。絶望的に思われた先頭集団への追いつき、それが現実のものに。
癖のあるキャラクターが多い中、僕は手嶋純太に心動かされること多いです。平凡愚直の中の強さとでもいうのでしょうか。カッコよくも見えます。

主人公の坂道にせよ、鳴子にせよ、今泉にせよ、御堂筋にせよ、この作品には、非凡なキャラクターたちが登場しますが、手嶋のようなキャラクターに重要な役回りを当てることが、作者渡辺航さんの深い思いが反映されているように感じました。
あなたの好きな弱ペダキャラクターは誰でしょうか?(^_^)
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宇都宮で出会ったポップ看板。手嶋は右から2人目