このブログでもたびたび紹介してきた「少年ラケット」が最終回を迎えました。不意打ちでした。
『週刊少年チャンピオン』の最新号2017年41号で。
近年の男子卓球マンガ、例えば、「卓上のアゲハ」(少年ジャンプ)、「ピンキュー」(少年マガジン)、「ニッペン」(少年サンデー)、いずれも30話に達せずに終わったことを踏まえると、111話まで続いた「少年ラケット」は卓球マンガとしては大健闘したと言いたいところです。
「少年ラケット」の特徴はストーリーがゆっくり進み、登場人物たちの背景や心理描写を詳しく描き出した点にあると感じます。編集部も長い目で育てようとしたのではないかとも思われました。
この作品の連載中に特に男子卓球が盛り上がりました。リオデジャネイロでは団体で銀メダル。「少年ラケット」が卓球の雑誌表紙を飾ったこともありました。中学・高校の卓球部員が増加し、今も追い風が吹いている中、ぜひ主人公のイチローとライバルのヨルゲンが日本代表として活躍するところまでを読みたかったです。
連載が終わってしまうのは寂しいですが、作者掛丸翔さんに「お疲れ様でした」と言いたいです。
次回の作品に期待したいと思います(^-^)
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