音階スケール@マンガ「BLUE GIANT」へ 3 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

マンガ「BLUE GIANT」を国内編は全部読み終わりました。このマンガから僕はいくつか得るものがありましたが、ギターではっと理解したことがありました。

それは、音階スケールの考え方。

 

少しくどくなりますが書いてみますね。

ギターでは、ハ長調(Cコード)ならば、Cをドとみなした「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」を弾くためのエリアがギターのフレット上にあります。

それをスケールと言ったりするのですが、例えば5フレットから8フレットの間でドからシまでを2オクターブ分弾くことができるのです。6弦8フレットがドになり、5弦5フレットがレになるといった具合に6弦から1弦までにうまく「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」を2オクターブ弾けるのです。

 

「BULE GIANT」の主人公宮本大はサックスの指導を受けるのですが、その時師匠の由木は、スケールをサックスを吹いて「身体で覚えろ」ということをいいます。そうすれば、いろいろな調のスケールが分かる、と。

それはギターにも通用することなのですが、僕は実はスケールを「身体で覚えろ」ということに理解が至っていないことに気づきました。というのも、僕はハ長調のスケールは指で覚えていたのですが、それ以外の調はソロ演奏では難しいと思いこんでいたからです。

 

しかし、「BULE GIANT」のこのくだりを読んだ後、実は簡単なことではないかと気づきました。指でハ長調のスケールを覚えているなら、基準となる場所を横にずらすだけで他の調のスケールも簡単に弾けることが呑み込めたのです。

早速、キラキラ星をハ長調以外のスケールでも弾いてみました。ホ長調(コードE)、ト長調(コードG)、違和感なく簡単に弾けました。

 

まずCのスケールポジションを指で覚えなさい。その基本があれば、他のスケールは応用で弾けるようになります。

 

こんなことを何かのギターの本で見たことがありましたが、

 

ああ、身体で覚えろとは、こう言うことだったのか!

 

と腑に落ちました。

 

昨日もニ短調(Dm)の「荒城の月」の単純ソロを、すぐにイ短調(Am)で弾いてみたりしました。

これまではソロ演奏の移調ではいちいち考えてやっていたため時間がかかっていましたが、ギターでのスケールの概念が腑に落ちてからは指が移調を導いてくれます。

 

「BLUE GIANT」はギター演奏上でも僕に大きな気付きをもたらしてくれましたよ。

感謝の気持ちです(^-^)

 

「BULE GIANT」はあなたにどんな影響をもたらすでしょうか?