5月22日の夜は大阪府枚方市にいました。
ギターユニットのMasa&ともの相方、Masaと1年ぶりに会ったのでした。
ギターでセッションをした後、お好み焼きを食べようと約束していたのです。
枚方市駅周辺は僕にとってとても思い出深い街です。駅そばの公園で、ギターの練習をよくしましたし、初めての路上弾き語りも駅前で行いました。
待ち合わせより1時間弱早めに待ち合わせの公園に着いて、ギターを弾いていました。家では(うるさいので)あまりしていないピッグでの演奏を練習していたのでした。
すると20歳前後の男性がやってきて、
弾けますか?
と、スマートフォン画面をかざすのです。
木陰に座って単に練習していただけだったので少し驚きましたが、
画面は歌詞画面か何かで、みると「ゆず」の曲でした。
その曲は分からないと言うと
いろいろな曲名を言われ、やはり知らなかったので、それらの弾き語りができない旨を伝え、
アニメソングならコード譜なしでいくつか弾けます。
いま残酷な天使のテーゼの英語版を練習していますよ。
というと、それを聴いてみたいという感じになったので、弾き始めたのでした。
2番の歌詞が一部飛び、完成度が甘いと反省しましたが、聴いてくれたひとは、新鮮だったようでした。
その後も男性のリクエストする曲を知らなかったので(多分ゆずの曲?)、せっかくだから、僕の伴奏で彼に「残酷な天使のテーゼ」を歌ってもらいました。
楽しんでもらえたようでした。
弾き終わって、僕は待ち合わせのため、公園から出たのですが、いくつか思うことがありました。
一つは、特定のアーチスト以外のJpop曲を自分はあまり知らないのだということ。僕が比較的わかるのは、ユーミン、スピッツ。他のアーティストは、メガヒット曲、個人的に気に入った曲ぐらいではないかと思います。
二つ目は、弾いていないとコードを忘れてしまうのでせっかく覚えた曲は定期的に弾く必要があること。スピッツの「ロビンソン」や「チェリー」を以前はソロでもユニットでもボーカルの伴奏でも覚えていたはずですが、忘れていました。
今回の男性はスピッツの曲を知っていたので、スピッツの曲の弾き語りもありだったかなと思いましたが、コードの記憶がまちまちで弾き語りの水準ではないと判断しました。
そこでアニメソングに逆提案になったわけです。
三つ目は、アニメソングカバーとオリジナルソングがやはり僕の音楽活動の持ち味だということです。
もしも路上弾き語りを志向するなら、Jpop曲をたくさん覚えて、いろいろなヒット曲に対応するという方向は悪くないと思います。実際にそういう弾き語りにはよく出会いますし、実は聴きごたえもあります。ギターや歌唱の向上にもつながります。
しかしながら、今の僕はJpopカバーをたくさん弾いてリスナーを掴む志向がありません。ゆかりの土地でのライブやイベント出演、まちおこしに連動した活動、そして海外を視野に入れた配信と活動、それが目下のあり方です。
時間は有限ですね。
いま何を深めるべきなのか、何が必要なのか?
これは音楽に限らず、いろいろな表現活動、いな人生全般で問われることだと思われます。
音楽について言えば、
オリジナル曲とアニメソング、特に英語版アニメソングを深めること、
これが今年の僕に必要なこと。
今回、枚方市でたまたまアニメソングを弾き語りして、そんなことを思いましたよ(^_^)