今回は相違点となりますが、僕が感じるのは、やはり感情の起伏とリアリティーの違いでしょうか。
けいおんは、のどかに話が展開していきます。アクシデントもありますが、メンバーが感情をぶつけ合うという事があまりありません。
しかし、バンドリは違います。お互いが感情をぶつけ合うシーンも少なくないのです。泣き叫ぶこともあります。メンバーたちの葛藤が伝わってくるのです。
どちらがいい悪いではなく、表現されるものが違うのです。僕について言えば、キャラクターの心情に強く共鳴できるのは、バンドリの方でした。
そして、ガールズのふんわりした情感に和めたのは、けいおんの方でした。
また、ストーリー上のリアリティーは、バンドリに軍配が上がります。バンドの練習やライブ、ライブハウスの状況、人間関係ともに。
されど、けいおんの虚構感のある舞台もそれなりに魅力です。そうであればこそ、歯ギター演奏ができる顧問、さわこ先生も違和感なく登場できるのです。
どちらの作品も、テーマソングは、その雰囲気にあったものが、作られていますね。
僕は、総じて「けいおん!」の曲にいっそうの魅力を感じますが、「BanG Dream」のオープニング曲「ときめきエクルペリエンス」もかなりいい曲。
ここは聴く人で異なることでしょう(^_^)
あなたはいかがでしょうか?