「ニュー天野明展 IN 京都」の第3弾です。
今回の展覧会で印象深かったのは、観客の撮影を前提とした展示になっていたことです。
展示作品は、原則として、フラッシュ撮影以外は可能でした。撮影不可は、声優さんが寄せたサイン色紙ぐらいでした。
携帯電話で容易に撮影される時代、展示する側も一律の禁止は難しいと判断したのでしょう。また、SNSにアップされることで、宣伝効果も期待されます。会場では、スマートフォンで撮影している人が多かったです。僕もその1人でしたが、このような柔軟な撮影対応方針はありがたく思いました。
また、プリクラボックスを大きくしたような撮影スペースも4箇所設けられていました。
僕は1人だったので中、に入った姿の写真はないのです…笑。
2010年代の展示会、撮影についてどう対応するか?
これまでの美術展覧会のように一律禁止もあって良いし、柔軟に対応するのもよい。そんな問いへのヒントがこの「ニュー天野明展」に示されているようにも思われましたよ。