マクロスΔの11話「追憶 ジェリーフィッシュ」を見ました。
とても切ない余韻を残して終わりました。
最後に流れた曲が耳に残っています。
前回、ラグナを守って死んだメッサーをしのぶ話。
興味深かったのは、舞台となっている惑星ラグナの死者を送る儀式。
故人の魂を小さな船に載せて海に流すというもので、魂はやがてジェリーフィッシュ、つまりクラゲに生まれ変わるとされています。
その儀式の際には、故人を偲んで大いに飲んで食べるのです。
日本の民俗学や文化人類学の知見を反映させて、地球外の惑星に当てはめているように感じました。こういう死者の葬礼にまで気を配っているのはさすがと思わざるを得ません。
マクロスシリーズを見ていて感じるのは、文化をこえた共生の大切さ。
ゼントラーディと地球人の通婚が好例ですが、作り手からそんなメッセージも感じられますよ。
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