「少女・ザ・ワイルズ」から見える韓国〜テコンドー〜 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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「少女・ザ・ワイルズ」でテコンドーといえば、南先輩。特に蹴り技が光ります。
テコンドーは韓国の国技とも言われる主に打撃系の武術&スポーツで、1988年のソウルオリンピックから公開競技種目、2000年シドニーオリンピックから正式競技種目になりました。
「少女・ザ・ワイルズ」を読んで日本が舞台とされながらも、やはり、韓国を感じるのは、南先輩が身につけているテコンドーでの対戦です。
ちなみに主人公松島智久が通うワイルズ学園は格闘技選手を養成する学校ですが、レスリングや柔道のような組み技系は見た記憶がありません。
キックボクシング、ボクシング、テコンドー、中国武術といった打撃系が主のようです。
テコンドーは日本では、日本の空手の松濤館流から派生し、韓国で独自に発展したと理解されているようです。空手自体、沖縄の手(テー)に中国武術などが取り入れられて、発展してきたものですから、武術もいろいろな出会いの中で発展していくのだと思われます。

これは武術ばかりでなく、マンガもそう。ヨーロッパの風刺画、アメリカンコミック、伝統的な絵巻や絵草紙などの平面感覚が相まって、いまの日本のマンガのスタイルが徐々に形作られていきました。最近では、韓国発の縦スクロールマンガが日本のマンガシーンにも影響を与えています。
テコンドーの話題から少しずれましたが、武術にしてもマンガにしても、いろいろな影響を与え合いながら、いろいろなものが生々流転していくのだなぁと改めて思いましたよ。


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