大晦日にガルパン最終話を見られた幸運 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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平成27年、2015年もあとわずか。
年越しそばを食べました。

僕の住むシェアハウスのメンバーは全員実家に帰省しているため、今晩は僕が宿直係という形に。
帰宅してから、予告通り「ガールズ&パンツァー」最終話を見ましたよ。
主人公西住みほたちの活躍に、そして仲間たちとの友情に胸を熱くしました。
この作品は娯楽作品としてももちろん面白いですが、あきらめない大切さ、知恵を絞る大切さ、そして仲間の大切さ、そんなことも教えてくれます。
また、学校存続の戦いでもあったのですが、何かを守るために戦ったということを思った時、実は同じように第二次世界大戦で戦車に乗って戦った兵士たちも何かを守るために戦っていたのではないかとふと思いました。戦争を肯定するわけではありません。ただし、戦争目的にたとえなにがしかの正邪が色づけられるとしても、日本が属す形になった枢軸国側の戦車隊も、勝者となった連合国側の戦車隊も守りたいものがあったのは同じだったのではないか、そんな思いが最終回に胸をよぎりました。

「ガールズ&パンツァー」では、日本ばかりでなく、アメリカ、イギリス、ドイツ、ソ連を想起させるチームが戦車で競い合っています。そこに歴史的な正邪の価値観を投影しなかったのは、例えばナチスドイツの侵略と重ねられうるドイツの戦車を、格好いいものとしても描いたのは、作り手の表現者としての信念めいたものも感じました。イタリアを想起させる学校がすぐに大洗女子学園に負けたのは(戦闘シーンさえなかったですが)、ちょっとイタリア戦車を軽視してるかなとは感じましたがW。構成上、仕方がなかったのでしょう。

それにしても、大晦日にアニメ「ガールズ&パンツァー」の最終回を見られたのはいい締めくくりになりましたよ!幸運でした!