ミカンとマンガが好きな美悍ともです。
では、前回の続きを。
日光市今市地区にある、道の駅「ニコニコ本陣」、その一角に船村徹記念館はありました。今春オープンした施設です。
それまで、この記念館の建設が決まるまで、恥ずかしながら、船村徹さんという著名な作曲家を知りませんでした。
記念館が出来てくるにつれて、日本の演歌に大きな影響を与えた人で、「王将」「矢切の渡し」「兄弟船」「乱れ髪」などの数々のヒット曲を生み出した人だと知りました。
自分は演歌にうとかったなぁと思いつつ、記念館を訪れようと思っていました。
たまたま火曜日に乗ったタクシーの運転手が、
あそこは人気がありますよ。九州からもお客さんが来たりする。
そんな評判を聞いて、期待が高まりました。
訪問が実現したのが、11日水曜日。ゆかりある5人の歌手との交流展示コーナーに足を踏み入れた時から、自分が持つ船村徹という存在に持っていたイメージがだいぶ浅はかだったと気づきました。
美空ひばりさん、春日八郎さん、村田英雄さん、鳥羽一郎さん、そして北島三郎さんと展示室歩んだ時、こんなに友情に厚く、男気を持った、そして柔軟さをも持った懐の広い人がいたのかという思いに駆られました。こう書く言葉すら、軽く感じられてしまうほどです。
そして、その後生い立ちや音楽活動への姿勢、未来の日本への思いなどに触れて、船村徹さんは、自分が標榜する、ブログプロフィールに記している「クリエイティブな志士」の先達だとの思いを強く持ちました。
(その3へ 続く)