漢字文化圏でのオンエアを!「アクエリオンロゴス」 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

7月から始まった「アクエリオンロゴス」。最新話第13話でシリーズ前半がひとくぎりとなりました。タイトルは「大勝利! 我らが救世主」。12話の次回予告の際、13話で終わってしまうのかとも危惧しましたw。13話を見て。次回に続くと知りほっとしました。本当に新しい展開になります。

「アクエリオンロゴス」を見ていて感じるのは、作品から伝わってくる文字に対する思い。
現代文字文化の壊滅を目指す剣嵜荘厳は、ロゴスワールドでM.J.B.K(モジバケ)化現象を引き起こし、現実世界を混乱に陥れます。文字ゆえに人は堕落したと考える荘厳はこの世界から文字を消失させ無の世界にしようとするのです。そこは概念なき、そして人間無き世界。
人の声が万物の真理を呼び起こしていた時代に回帰するために。
彼のゆがんだ願いは、主人公灰吹陽たちによってくじかれそうですが、僕が興味深く感じていたことがありました。

それは荘厳が文字とみなしているものが、すべて漢字であることです。
M.J.B.K(モジバケ)はすべて漢字です。
彼の眼にはひらがなもカタカナもアルファベットも文字として映ってないようです。
音だけでなく概念を伴いやすい「漢字」が彼のいう文字であるのでしょう。
また、漢字のモジバケ化によって、その漢字が古代の漢字に回帰して表示されていくのも面白いと思いました。篆刻体風になっていくのです。
漢字に対する思いや造詣、かつ漢字のアニメ風のデザイン、これは、漢字文化圏、特に旧字体(康煕字典体)の漢字を使っている、台湾や香港で、受けるアニメのようにも推察されました。
関係者の人はそんなプランも立てているのかもしれませんが、ぜひ漢字文化圏でこの「アクエリオンロゴス」がオンエアされることを期待したいですよ(^-^)


追伸:アフィリエイト画像右上が荘厳です。古代の異国風の格好ですね。

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