昭和歌謡に傾倒する平成世代〜沢田研二、岩崎宏美〜 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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7月7日付の日本経済新聞夕刊大阪版で、文化担当の多田明記者の音楽記事に目が留まりました。
「昭和歌謡 平成世代が傾倒」という見出しで、平成生まれの世代が昭和時代の歌謡曲に関心を高めているというのです。
 
記事では、昭和歌謡に魅了された2人のシンガーソングライター、町あかりさん(24歳)と長谷川方大さん(19歳)がその魅力を語っていました。
2人が昭和歌謡に惚れ込んだきっかけとして何人かの歌手の名前を出していましたが、沢田研二さんが共通してあげられていたのはなるほどと思いました。豊かな歌唱力と艶やかな表現力で、一時代を築きましたね。

町さんが挙げていた岩崎宏美さんは僕も凄い歌唱力をお持ちだと感じる歌い手さんです。
切ない曲との相性は抜群。実は僕のアニメソングいっぱいのiPhone音楽リストにも岩崎宏美さんの曲、2曲いれていますよ(^ ^)。殊に「聖母(マドンナ)たちのララバイ」は歌い継ぎたい名曲です!

長谷川さんは言います。
「昭和に生まれていなかったのに、昭和歌謡がなつかしい。人が生まれながらに持つ感情に訴えるからでは」と。

時代の切っ先に位置する、ボーカロイド曲も好きですが、昭和曲もときにいいものですね。
音楽に限ったことではなく、コンテンツは時代を問わずいいものは良い、現在がいつも最高とは限らない、そんなことを思いました。