見事な筋立てなり!!!
これが僕の一番の感想です。
ストーリーの展開に時にワクワク、時にハラハラしました。
その結末に接し、本当に見てよかったと実感しました。
ストーリがとてもよかったのですが、登場人物たちのキャラクターも際立っています。
視聴者の心を惹きつけます。
個人的には、主人公岡部倫太郎の幼なじみ、マユシーこと、椎名まゆりのおおらかさに、そしてそれは母性的なものと言えますが、その包容力に僕も包まれましたよ(^-^)
そして、アニメのストーリーを反映したOPやED曲もおすすめです!
最終2話のOPの歌詞は1番ではなく、2番が歌われていました。
2話のストーリに重なり合う歌詞だからです。そんな仕掛けもよかったです。
また、『シュタインズ・ゲート』はゲームから派生したアニメ作品ですが、作り手の強いメッセージも感じ取りました。それは、命あるものを、つまり生きとし生けるものを最大限生かす道を最後まで考え抜く大切さ。
物事に優先順位をつけて取捨選択することを日々人は迫られています。それが切りつめられた形が、ここ数年ブームの感もある、「断捨離」なのでしょう。物事や人間関係を断ち、それらを捨て、そして離れる。時には人生で必要な姿勢だと思います。
しかし、そういう姿勢を安易にとってはいけない事柄もあると思うのです。特に命に係わる事柄です。具体的には、医療、福祉、教育と言えるかもしれません。
岡部倫太郎は最後の最後まで仲間全員を救う方策を模索し続けました。それが誰も死なない世界線であり、シュタインズ・ゲートであるわけです。誰もを救って見せる覚悟とその模索、多くの人を事柄を生かして見せる姿勢、非常に困難なことだと思いますが、優先順位が言われる効率重視の時代に、今一度、その大切さを思いました。
『シュタインズ・ゲート』、少し興味を感じたら、ぜひご覧あれ。
追伸:下のアフリエイト画像がマユシーです(^-^)
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