バラの見頃に「ベルサイユのばら」OP | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

昨日、阪急沿線の花暦のパンフレットをながめていたら、バラがもう咲く頃なのを思いました。
そして、今日の毎日新聞朝刊で京都府立植物園のバラ園が見ごろとのこと。
そんなとき、知人からメールを受け取りました。先日取り上げたED曲「わりきれない」の存在をしらせたことへのコメントとともにアニメ「ベルサイユのばら」OPの動画アドレスが記載されていました。おすすめ曲として。

久しぶりにアニメ「ベルサイユのばら」のオープニングソング、
薔薇は美しく散る(作詞:山上路夫/作曲:馬飼野康二/編曲:馬飼野康二/ 歌:鈴木宏子草)
の動画を視聴しました。
この曲はオープニング曲ではありますが、かなり切ない調べです。
歌詞の大意は野に咲く花と違って薔薇は平穏な人生は望めないから、情熱的に生き、薔薇のように……。
男装の麗人として生を全うせねばならない、主人公のオスカルの置かれた状況や思いを表すような歌詞です。
また、この歌のテレビ画像では、主人公オスカルが全身を薔薇に絡みつかれて、まるで死んでしまっているかのようなシーンも出てきます。
この麗人の結末を暗示している印象さえ与えるのです。
僕はマンガ家池田理代子さんの代表作であるこの作品、
アニメではなく、主にマンガで読みましたが、最終話近くでは、
オスカルを慕うアンドレに落涙していました。

この歌の歌詞の最後は

薔薇は薔薇は気高く咲いて
薔薇は薔薇は美しく散る

かくのごとくオスカルは美しく散るのです。

OP曲としてこの切なさは異例かもしれませんが、
とても印象的な曲。
動画は以下のアドレスなどで^_^
https://youtu.be/wIq4rusqG6Y