自転車マンガの『弱虫ペダル』(秋田書店・渡辺航)を初めて読みました。
行きつけのマンガ定食屋さんに並ぶ単行本で。
毎週目を通す週刊少年チャンピオンで見かけたときは、
絵にあまり魅力を感じず、
飛ばしていたのですが、
新年度になり読んでみたいという気持ちが強まりました。
というのも、LINEマンガで連載の『ウインドブレーカー』という自転車マンガが
結構面白く、自転車競技に興味を持ったことがあります。
そして、それに加え、
京都新聞の記事で
京都府北部を地盤とする谷垣法務大臣は大のサイクリング好きで、
しかも『弱虫ペダル』を愛読しているという一節に出会い、
マンガをあまり読まなそうな雰囲気の谷垣大臣もファンとは、
人をひきつける力があるに違いない、と思ったのも理由です。
それから今日まで10巻まで読みましたが、
確かに面白い!
アニメオタクの主人公小野田坂道が高校進学を機会に
自転車の素晴らしさに目覚め、自転車競技部に入り、
友人、先輩、ライバルたちとの出会いの中で、
成長していくという物語。
ジャンプ系のマンガではないですが、
友情、努力、勝利を強く感じさせる秀作です。
そして、主人公の地味ながら芯を通して努力する姿に
少し谷垣大臣の姿勢が重なりました。
有権者に人気のない増税と財政再建を唱え続けてきた姿勢は、
軽佻浮薄な政治家にはできないように思われます。
『弱虫ペダル』全38巻を読み切るまで、
マンガ定食屋さんに行くのが楽しみです(^-^)