訪問看護ステーション | 91歳認知症母の介護日記

91歳認知症母の介護日記

91歳の認知症の母と2016年8月より同居しております。年々できることが少なくなり、話が通じなくなり、毎日イライラしたり怒ったり。介護のストレスや悩みを吐き出します。

 7月から、週に1日30分、訪問看護に来てもらう事になった。これで母が急に具合が悪くなった時も安心だ。今日が最初の訪問で、優しそうな看護師さんが2人で来て下さった。

 母は、トイレ、ごはん以外はほとんど寝ているので、せっかく看護師さんが来られたのにずっと寝ていた。

 体温、血圧、血中酸素濃度、心音、全て正常。爪が伸びてるから切りましょうか?と看護師さんがせっかく言って下さったのに拒否。足のマッサージをして下さったけど嫌がる。

ベッド上で簡単な足上げの体操だけは、仕方なくやっていた。

 看護師さんが、部屋に人感チャイムとスマートホームカメラを付けてるのに気が付かれて、高かったでしょう?と聞かれた。ディスカウントショップで買ったから、人感チャイムが1490円でカメラが3780円だったから、両方で5270円でした。と言うと、びっくりされた。福祉用具とかでレンタルすると、ものすごく高いのよ。とおっしゃった。

 私が楽したいから付けました。他の部屋にいても、私が寝てても、母がベッドから起き上がると人感チャイムが鳴って、スマホで母の部屋の様子を確認して起きそうだったら、急いで母の部屋に行けばいいので、トイレ介助が楽になりました。と言うと、何より安全だしいいよね。としきりに感心されて、〇〇さんにも教えてあげよう。とおっしゃってた。5千円ちょっとで、介護が楽になり、母の転倒予防になれば安いものだと思う。

 私が母の部屋に付けてる人感チャイムとスマートホームカメラは、下の機種だけど、ディスカウントショップで買うと、この値段より2割くらい安く買えると思う。だけど買いに行けない場合はネットで買った方が楽だ。他にもピンキリで色んな機種があるが、私はケチなので安いのしか買わない。

 もし認知症がなくて、自分でコールを押せるのであれば、ワイヤレスチャイムをベッドサイドにつけて、用事がある時に押してもらうと便利だと思うが、うちの母は、新しいことは覚えられないので、猫に小判だった。


 文明の利器を利用して、介護者が少しでも楽になればいいなと思う。