スマートホームカメラ | 91歳認知症母の介護日記

91歳認知症母の介護日記

91歳の認知症の母と2016年8月より同居しております。年々できることが少なくなり、話が通じなくなり、毎日イライラしたり怒ったり。介護のストレスや悩みを吐き出します。

 今日は、母がデイサービスに行ってる間に、母の部屋にスマートホームカメラを取り付けた。

スマートライフアプリを使って、スマホで室内をリアルタイムで確認できるカメラで、外出先からも、夜も赤外線で24時間映像を監視できる。ペットがちゃんとお留守番してるのかを外から確認するためにつける人も多いみたいだ。

 最初は、数ヶ月前に、ワイヤレスのチャイムをベッド脇のテーブルに付けた。母に「トイレに行くときは、これを押してね。」と頼んだのだが、母に新しい事が理解できるはずもなく、無駄な出費に終わった。認知症でなければ、用事がある時に押してもらえるので介護者は助かると思うのだが、母にとっては、猫に小判でしかなかった。

 その次は、人感センサーのチャイムを付けた。寝返りには反応しないようにカメラの角度を調整してるのだが、母は時々、手をあげたり足をあげたりするので、その度にチャイムが鳴り、私はトイレかと思い3階の自分部屋から1階の母の部屋に階段を駆け降りる。夜中に何度も階段を行ったり来たりするのは疲れる。小太りおばさんのダイエットには丁度いいのかもしれないが夜中は勘弁してもらいたい。

 でもこのスマートホームカメラを付けたので、3階で母の部屋の様子がスマホで見られるのだ。

おまけにディスカウントショップの広告の品なので、値段は税込3780円。何とすばらしい!文明の利器に感謝しかない。発明した人は偉い!

 今までは、母のデイサービスが休みの日は、昼間ずっと1階のリビングにいたのだが、これからは庭に出たり自分の部屋で好きなことが出来そうだ。少しの自由がホントに嬉しい。3780円で介護が少しでも楽になるのなら安いものだ。

 カメラに映った母の姿を見ると、ほほがこけてミイラに見える。怖いわぁ!

夜中は白黒に映るので、ますます怖い!

怖くて逆に寝られなくなりそうだ。