お墓参り | 91歳認知症母の介護日記

91歳認知症母の介護日記

91歳の認知症の母と2016年8月より同居しております。年々できることが少なくなり、話が通じなくなり、毎日イライラしたり怒ったり。介護のストレスや悩みを吐き出します。

 今日は、お墓参りに行った。父の命日が朔日なので、毎月、月初めの日曜日にお墓参りに行く。

11時に兄夫婦とお墓で待ち合わせ。

お墓に着くと、もう兄はお墓の掃除をして、兄嫁は花入れを綺麗に洗ったりしてくれてた。

お線香をあげて手を合わせる。

このお墓は、4年前に亡くなった父の遺産で3年前に建てて、父だけが入っている。

兄は、骨壷が入った扉を開けて、

「お母さん、お父さんがさびしかけん、早く来てって言いよるよ。」とよく冗談で言っていた。

最近は、冗談じゃなくなる気がするのか言わなくなった。

母は、いつでもどこでもすぐ寝る。

お墓の前でも、車椅子に乗ったまま寝てる。

昼間は、ずっと寝てるくせに夜中は頻回に起きてトイレに行く。困ったもんだ。

このお墓は、家名を彫らずに言葉のみを彫り、将来的には、みんなで仲良く入る予定だ。

私は、あまり長生きしなくていいので、母を送り、息子が結婚して、ダンナを送ったら、さっさとあの世に行きたい。

「お父さん、もうすぐ行くから待っててね」と、墓参りに行くといつも心の中で言っている。