教えて❗みかん🍊先生❗❗
~書道の先生ぶってみる~
『行書編』
今回は顔真卿の傑作
上司に宛てた怒りの抗議文(の下書き)
「争坐位稿」と共に
学んでみようと思います❗
(※……が、訳の分からない記事に
なってしまいましたので
皆様それぞれが答えを出して下さい(笑))
ざっくりポイントをまとめると、
①『中鋒』は長期的目標としよう……
②書道のセンスは『疎・密』❗❓
③臨書とは鍛練とパクりの同時進行❗
ってな感じです(笑)❗
顔真卿についてはこちらに書いてますので
お時間ある方は是非見てやって下さい!
↓↓↓↓↓
①『中鋒』は長期的目標としよう……
顔真卿の行書は、
・粘り強い線質
・円みのある線質
・重厚な線質
みたいなイメージです。
特によく言われるのが
「線の強さ」
だと思います。
線の強さとは何なのか?
多分……、
強く押し付けて書くことでも
力いっぱい筆を握ることでも
強い気持ちを持って書くことでも
なく、
中鋒を用いて、
しっかり筆が紙に食い込む感じの
技術だと思います❕
上の図は『中鋒』の基本的概念で
一見単純そうですが、
「透紙」「入木」「印印泥」
「錐画砂」「屋漏痕」「逆入平出」……
等々、
書法の奥義・真髄とも言われるものは
全てこの『中鋒』に深く関係しいます。
まだまだ発展版がある気がします。
筆の全ての毛先がしっかり働いている
状態なのかも……。。。
実は僕もイマイチわかってません💧
(誰か教えて下さ~い(苦笑💦))
こればっかりは、
数をこなして体得していくしか
ないのかもしれません❗
用筆法の極致(かもしれない)である
『中鋒』論はすぐに理解し実践出来るものではなく、徐々に解っていくものかもしれません。なので、
長期的な目標としておきたいと思います❗
②書道のセンスは『疎・密』❗❓
さて、書道において『センス』
ってあるのでしょうか……。
僕はあると思います。
それは『空間』の取り方❗
(自称?)若手書道家さん達の作品は、
きっと空間の取り方が
現代的でありオシャレなので
垢抜けて見えるのかもしれません。
師匠のお手本を書く場合でも、
多分、そのセンスのある人は
すぐにそれなりに書けてしまいます。
もしかすると、
一見の作品の良し悪しは
この空間処理で決まってしまうと言っても
過言ではない❗
(かもしれない……)
『筆画が疎の所は馬も走れる広々さを、
密の所は風も通さぬほど引き締める』
by鄧石如
疎とは
点画間の距離が開いていている状態で、
密とは
点画間の距離が密集している状態です。
①一文字中に疎と密を作る
②書くことで空間を創る
ってのが、基本的な疎密の考え方ですが
顔真卿の一文字中の空間の取り方は、
とても広く感じます。
これが顔真卿のセンス❗
この『争坐位稿』は手紙の下書きなので、
メモ📝みたいな走り書き
だったのかもしれません。
なのに、このセンス❗❗
説鄧石如

③臨書とは鍛練とパクりの同時進行❗
しっかりその空間(個性)は
パクらせて頂きましょう(笑)❗
器用な人は様々な古典の空間を「引き出し」として持つことを武器に、
不器用な人は「頑張って真似ても似ない」
というある意味のセンスを武器に、
作品を作る時に
何かが出てくるといいですね。
さて、
「一見の作品の良し悪しは空間処理で決まる❗」
と書きましたが、
あくまで「一見の」です。
しかし書道は『線』という
得体の知れない芸術らしいです❗
『線にセンスはナンセンス』
(センなだけに(笑))
臨書=思考と鍛練とパクり
そして、
混ぜ合わさって出てくる『線』=『自分』
書道はそういう芸術かもしれません。
って、
どんなやねん❗❗