教えて❗みかん🍊先生❗❗
~書道の先生ぶってみる~
行書編

「蘭亭序」後編です。
 
今回は学び方を考察してみたいと思います❗
ポイントは、
…ヌフゥ~~……

グリン
です(笑)


さて、
小中学生の『書写』は国語科の単元で、
「字を正しく美しく整えて書く」
が目標でした。

高校になると『芸術』の分野となり、
「感性を養い豊かに生きる」
みたいな感じでしょうか。

一気に曖昧になってしまいますが、
とても大切な教科だと思います❗

『書写』から『書道』へ移る時に
つまずくことが多いのが
行書だと思います。



『書写』はトン・スー・トン、
いわゆる三過折のリズムが
メインだと思います。
いわば、楷書法です。

このリズムで行書も書いてしまうと、
形が整ったとしても、
野暮ったくなってしまいます……💧

この『蘭亭序』は
様々な起筆が見られます。

その中で最重要なのが、
「トン」ではなく、
遠くから
…ヌフゥ~~……
という感じの入筆(笑)❗



空中を大きく旋回して遠くから自然に着陸する飛行機🛬のイメージです❗

コツは、
鼻でゆっくり大きく息を吸って、
少し止めて、
鼻と口からゆっくり息を吐く時の
…ヌフゥ~~……
というイメージです❗

瞑想する時の呼吸法らしいので、

起筆もできて深いリラックスもできる
一石二鳥です(笑)。



もう1つは収筆の
グリン
です。

行書は、次へ繋がる動きが大切です。

ではなぜそのまま続けずに
わざわざ『グリン』とするのか❗❓


多分、中鋒へ戻す為の動きであり、
筆を立て直す必然の動きだと思います。

ただのオシャレ✨ではないはず❗

少し筆を引き上げながら
筆の穂先整え直す感じでしょうか。



ってなことを偉そうに書きましたが、
僕もまだまだ未完成🍊。

見所もまだまだ沢山あります❗

気付かないことに気付けたり
人の意見がグッと刺さったり
するためには、

ある程度、
数という下地が必要だと思います。

一石二鳥
と言いますが、

その前に百回投げた後の一石が
二鳥を得る……

みたいな感じです。

果てしない書の道❗

まさに、
一生遊べる壮大な暇潰し
と言えるかもしれません。