『教えてみかん🍊先生❗』
~書道の先生風に~
シリーズです❗


『三國志』で有名な三国時代。
覇を握ったのが『魏』。
曹操の血筋である魏帝から司馬炎が帝位を
譲り受け、晋王朝が成立します。

一般的にこの王朝は『西晋』と呼ばれます。

(後に一旦滅び、南方で再興することになりますが、首都が旧都より東にあたるため、後者を『東晋』と呼び、区別されています。)



しかしこの西晋、

皇帝が遊びまくり、
都に文化が集中し貴族が贅沢しまくり、
そんなこんなで反乱起こりまくり、
さらには自然災害……。

統一期間約30年……、
異民族、匈奴の侵攻により
西晋は滅んでしまいます。。。

三國志の熱き闘いは
何だったのでしょうか……💧




西晋を滅ぼした匈奴でしたが、
他の異民族も黙ってません❗

匈奴族、氐族、羯族、鮮卑族、羌族。

この中国北部の5種の異民族による
短命な16の国が
目まぐるしく興亡した時代を
五胡十六国』とよばれています。

やがて鮮卑族が勝ち残り、
北魏
として中国の北部は統一されました。

なんか「異民族❗」と聞くと、
荒く、野蛮でヤンチャな
イメージがありますが、

鮮卑族などは中国的教養を
身につけていたようです❕❕



一方で南部では
司馬一族が晋を再興します。

領土は狭くなったものの、
南方の豊かな物資により財政も安定、
貴族たちが豊かな生活を楽しむ
華やかな文化が育まれて行きます。
これが東晋

龍門造像記に代表される
厳しくも逞しい北魏の石刻文字、

書聖『王羲之』に代表される
洗練された実用書、、、

この南北朝の時代は
まさに書道における黄金時代❗❗
と言えるのかもしれません❗




……ってことで、

ちょっとまじめ系記事に
なってしまいましたが……(笑)💧

次回は『造像記』を
掘り下げてみようと思います❗