第71臨目は、

書の
🍷ルネサ~~ンス🥂

黄庭堅『李太白憶旧遊詩巻』
3回目の臨書です❗


作者の黄庭堅は蔡襄・蘇軾・米芾と併せ、
「宋の四大家」とされています。

最初は蔡京が数えられていましたが、国を滅亡に追い込んだ張本人だから駄目❌

ってことで、蔡襄に替えられたとの説もあります。
人物と書を結びつける思想がしきたりの中国っぽいですね。


宋の時代、最初は長年の戦乱による破壊や荒廃を復興するところから始まります。

それに従って、書道も伝統的で保守的なものから始まったようです。「復古主義」ってやつです。

唐が衰退して以来、50年近くもゴタゴタした時代(五代・十国)が続いたので、「復古主義」となるのも必然的な流れだと思います。


唐時代の模倣から始まった宋でしたが、
次第に平和で豊かな時代となっていきました。

先の戦乱でやり過ぎた軍閥や貴族が力を失い、科挙の充実により庶民派の有能な役人が増え、今までにない新しい文化が生まれてきました。

それに伴い書道も、優美典雅な貴族っぽい感じから、革新的な新しいものを求める気運が高まって行くことになります。


つまりは、模倣や技術よりも、作家の個性や思想内容を重視するようになってきたのです❗

まさに、、、、

🍷ルネサ~~ンス🥂

(笑)


「技術よりも個性や思想」、
とは言いますが、

決して「技術はいらない」
ってことにはならないと思います。

サッカー⚽でも、いくらキラーパスや絶対取れないシュートコースを直感で感じても、
キックがヘロヘロなら全く意味がありません。

そこへ蹴り込む技術が必要なのです❗❗

ってことで、、、


本日
サウジアラビア🇸🇦戦❗

頑張れ日本❗❗





(何故かサッカー話で終わってしまいました(笑))