集中連載中のシリーズ書譜
完全に自分の勉強的記事ですキョロキョロ

孫過庭『書譜
其の6~書の味わい~
です❗



書の妙味(何ともいえない味わい)』

とは、
五行思想(宇宙の万物はの5種類の元素からなるという)のように形態は無限であり、

八音(儒教音楽。の楽器からなるハーモニー)のように無限の感動を与えることの出来るものなのだ❗

と孫過庭は説きます❗

更には、
「字を書く時点で、それは魂の根本から出てきているものなのだ。たとえ技術が未熟であったとしても……。」というような感じのことを言ってます。

そう考えると、「個性」ってものは、書に勝手に表れてくる。だからそれは問題ではない❗ってことでしょうか。。。




「書道においての個性とは何ぞ❗❓」
というのは、非常に悩まされる問題であると思いますが、そんなことを考えるよりは、

・技術の習得に励むこと!
・様々な書体をマスターすること!
・自然や人としての道理を究めようとすること!

そんなものが混じり合うことで
五行や八音のように、無限の表現が可能になる❗

これこそが「書の妙味」なのだ❗❗

ってな感じでしょうか。。。


様々な技法を習得することが大前提❗
その頃には人間的にも成熟している❗❗

そうしてやっと、心のままに手が動き、無心に自然に、書に変化の限りを尽くすことの出来る境地にたどり着ける❗

というようなことでしょうか。。。

その境地まで行けば、
お手本の書風や書法にこだわる必要はないのだよ。。。


話が深くなりすぎてきました(笑)
壮大過ぎて今の僕にはピンと来ません……。
ということは、まだ自分はそのレベル❗

『書譜』は、
「みかんせい人とやら、お前はまだ入り口に立ったところや❗」
と教えてくれているのかもしれません。。。