第62臨目は、
KING of REISYO👑
礼器碑、3回目の臨書です❗


隷書界のキング👑と呼ぶにふさわしい
まさに王者の風格です❗

隷書界のプリンセス、『曹全碑』とあわせて

「隷書界のキンプリ」
と呼ばれている……

わけではないですが(笑)、
波磔の美しい、八分隷の典型として
重宝されています。


「細身ながら鉄のような強い芯があり
変化すること天空を行き交う龍の如し❗❗」

礼器碑をこのように表現した古人もいます。

隷書の特徴として、
・水平な横画、垂直な縦画
・扁平な字形
・等分割
・起筆は逆方向から入れる蔵鋒
……などが挙げられます。
そして、字の大きさもほぼ一定であり
いわば「整斉美」、整った美しさがあります。

その制約(?)の中で、この礼器碑は
起筆・強弱・抑揚、など様々な変化が見られます!
(これを「龍」に譬えた清の王澍の感性も凄い❗❗)

規律の中での無限の変化❗❗

まさに、隷書の王者👑と呼ぶにふさわしい神品だと思います。


まずは、ウォーミングアップに
反故紙に全臨。エコ書道家です(笑)
その後、一応の清書として頂き物の半切1/2に書きました。
次回はもうちょい細線で書こうと思います❗