こんばんは。

自然と遊ぶ旅人🌈行徳美香です✨






『最期の時間をどこで過ごしたいですか?』 



10数年前に受けた緩和ケアの研修で

 

最初に与えられた問いです。

 

 

 

できる限り自宅で過ごし、


自分で自分のケアができなくなって、


専門家のサポートが必要になる

 

何カ月間はホスピスに入りたい、

 

というのがその時の私の答えでした。

 

 

実は、昔から、ろくに修行もしていない


くせに、象のように森の中に入っていって、

 

修行僧のようにひっそりといのちを


終えると信じていました。

 

 

だから、いわゆる老後の心配は

 

全くしていなかったのです。

 

 

でも、その後、少しずつこの世的な現実に

 

照らし合わせて考えるようになりました。




 

 

緩和ケア病棟は今日も静かでした。

 

 

いつも独特の静けさに覆われています。

 

 

ナースステーションでは、スタッフが

 

忙しく業務にあたっています。

 

 

でも、病棟全体には静謐な空気が

 

漂っているのです。

 

 

最初は緊張感があったけれど、

 

今はこの空気が肌になじんでいます。

 

 

 

 

本当は家に帰りたいけれど、家族に

 

迷惑をかけたくないという理由で病院で

 

過ごすことを選ばれる方は少なくありません。

 

 

かつては、入退院を繰り返しながらも、

 

必要があれば往診の先生に来ていただいて

 

自宅で子どもや孫や親族に囲まれた生活を

 

続けることが多かったですよね。

 

 

祖父母もそうでした。

 

 

その後、残された時間を医療の場に

 

委ねることが増え、たくさんのチューブや

 

延命装置につながれる“スパゲッティ状態”が

 

医療の進歩を象徴するような時期もありました。

 

 

しかし、それを嫌い、本当に過ごしたい場で

 

残された時間を過ごすことがまた増えてきています。

 

 

そして、どう過ごすかの選択しもどんどん広がっています。

 

 

 

 

あなたは、


最期の時間をどこで過ごしたいですか?

 


わたしは・・・

 

やっぱり安らかな最期を迎えたい✨

 

 

人は生きてきたように死んでいく

 

 

だから、いろいろあるけれど、

 

こころは安らかに生きよう💕