登校途中、見慣れた背中をみつけて、後ろから声をかける。
「『月が綺麗ですね』!」
「今は朝だよ何を言っているの?馬鹿なの?死ぬの?ちなみに私はまだ死にたくない」
「ひどい!」
昼休み、また見慣れた横顔をみつけて、声をかける。
「なあなあ、『月が綺麗ですね』」
「今朝言ったでしょう?まだ死にたくないわ」
「・・・どうしても?」
「どうしても」
放課後、部活に行く前の君を見かけて、また声をかける。
「月がき」
「しつこい」
「(´・ω・`)」
部活が終わって、今度は君から声がかかった。
「これ上げる」
「え?」
「調理部で作ったの」
「くれるのか?」
「あなたに渡している時点でそうでしょうね」
「おお!ありがとう!あけていい??」
「・・・それじゃあね、バイバイ」
「えええ・・・行ってしまった・・・」
とりあえず、もらった紙袋を開けてみる、と・・・
「あはは・・・素直じゃないんだからなあ」
行ってしまった君の横顔が少し赤かったのに気づいたことは君には言わないよ。
――――― 『やっぱりもう死んでもいいわ』――――――
【イチゴキャンディとメッセージカード】
なんだこれ、短すぎるにも程がある。
悪夢もちゃんと更新するから!!!

