『 天才ピアニスト 10年の空白を越えて 』
楽しみにしていたお正月番組です
スタニスラフ・ブーニン(57歳)の
素顔や姿
気持ちを
拝見できて
そして
演奏を聴けたことは
とても感動的でした
石灰沈着性腱板炎で
左手が動かなくなり
左足が壊死し大手術後
8cm短くなったこと
などで
すべての演奏を中断して10年
技術的に完璧でなくても
人に感動を与えられるような
美しい演奏がしたい
でも
思うように動かない左手に
苛立つブーニン
それはそうでしょう
19歳で
ショパンコンクール 1位
スピード感にあふれ
音が粒立ち
凄いテクニックで
一世を風靡した
ブーニンなのだから…
「 新しい手が欲しいな… 」
と
愛妻榮子さんにこぼして
ステージに立つ彼に
親近感がわきます
次回ショパンコンクールで
活躍が期待される
亀井聖矢さんが
レッスンを受けました
伝えていくことが
音楽家の義務だと思う
ショパンは大げさになりすぎないことが大事
本質的でない
過剰な感情移入は邪魔になる とも
ピアノ界復活に
背中を押した貴重なお一人が
同時期 競い合った
ピアニスト
ジャン=マルク・ルイサダ
だったということも
本当に素敵な関係です!
ルイサダ 曰く
「 お客さんにあなたの音を
聴いてもらうことは
とてもうれしいです
これは彼らにとって
最高の贈り物になるでしょう 」
その気持ちに
応えようと
ショパン晩年に作曲され
想い入れのある
ポロネーズ 変イ長調「幻想」
を
公演のたびに
命懸けで演奏しようと誓う
ブーニン
人生の辛苦も経験して
熟成された音楽は
心にしみ入り
味わい深いです
体験レッスン・ご入会お申し込み
お問い合わせはこちらからよろしくお願いいたします