「ドクター・デスの遺産」

 中山 七里 著






どんでん返しの帝王が放つ、社会派医療ミステリ


「死ぬ権利を与えてくれ」・・・・・・ 

命の尊厳とは何か。安楽死の是非とは。 


警視庁にひとりの少年から「悪いお医者さんがうちに来てお父さんを殺した」との通報が入る。当初はいたずら電話かと思われたが、捜査一課の高千穂明日香は少年の声からその真剣さを感じ取り、犬養隼人刑事とともに少年の自宅を訪ねる。すると、少年の父親の通夜が行われていた。少年に事情を聞くと、見知らぬ医者と思われる男がやってきて父親に注射を打ったという。日本では認められていない安楽死を請け負う医師の存在が浮上するが、少年の母親はそれを断固否定した。次第に少年と母親の発言の食い違いが明らかになる。そんななか、同じような第二の事件が起こる――。 



※本作の一部に、「国境なき医師団」の団体名及び同団体に関する記述がありますが、これらは実際の「国境なき医師団」に取材し、その活動内容を記述したものではありません。


著者について

中山 七里:1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。圧倒的なリーダビリティとラストの意外性で話題に。同作は映画化もされベストセラーとなる。また、『贖罪の奏鳴曲』はWOWOWで連続ドラマ化された。他に『おやすみラフマニノフ』『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『アポロンの嘲笑』『テミスの剣』『月光のスティグマ』など著書多数。最新刊は『闘う君の唄を』。 


↑Amazonの情報より



【感想】

高千穂明日香と犬養隼人のコンビ。

あぁ、〈国境なき医師団〉なのね。なるほど。

万人に平等の医療を。万人に死の権利を。

法を護って、最後の死の一瞬まで痛みに苦しみ抜くのを見守るのか?法に背を向けてでも痛みを楽にさせたいのか?安楽死は許せない。

でもそれは考え方の違い。

家族を死なせたくないのも、苦しませたくないのも、根は同じ思いやり。


映画を劇場に見に行く。

テーマソングが[ALEXANDROS]だから💕

楽しみだなぁ!








映画化決定テーマソングは

ALEXANDROS

Beast」という楽曲については川上が「安楽死というテーマだけでなく……白黒だけで解決できない物事って、あるじゃないですか」と切り出し「そういうモヤモヤをどう消化するべきか、どう向き合うべきなのか。いつか曲にしたいと思っていたので、いい機会をいただいたと思っています。作品を観終えたとき、どういう歌詞を書けばいいか、自問したんです。映画の持つエネルギーに、自分なりの回答を置いてみたので……自分とは違うと思う人がいるかもしれないけど、そこは映画を観て考えてもらえたら」と、制作に臨んだときの思いを明かした。

Alexandros]が作り上げた主題歌について、綾野は「映画で表現しきれなかったことを、この曲が表現し、作品を完成に導いてくれた感じ。聴いたあと、すぐにメールして感謝を伝えました。なぜこういった激しさの曲なのか、歌が終わったあとにも音が鳴り止まず混沌が広がって、最後はギターのリフだけが鳴って曲が終わる……そういったこの曲の機微が、映画の終わりを体感させてくれる。『ようやく映画が完成したな』と、感謝の思いです」と語り、[Alexandros]の3人のほうを向く。綾野から感謝のメールを受信した川上は「うれしかったんですけど、(どう思われるか)ドキドキしていたので。まずはホッとしましたね(笑)」と振り返った。


[Alexandros]は「Beast」を表題曲とするニューシングルを1111日にリリースする。


音楽ナタリーより









かっこよラブ




ではでは♬