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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 全日程終了お疲れ様でした。速水奏担当プロデューサーのみかんガムと申します。

 

この度、5thツアー千秋楽 SSA公演にて、速水奏様&飯田友子様宛にフラワースタンドを贈る企画を行いました。この記事では、今回のお花に込めた想いなどを書いていこうと思います。

少し長くなってしまいますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

まずこちらが、今回贈らせていただいたフラワースタンドです。「[カタルシスの華]速水奏」というカードがベースになっています。

■今回贈らせていただいたフラワースタンド

 

 

【カタルシスの華について】

簡単に、SR「[カタルシスの華]速水奏」について説明しますと、

ある時、奏の元に日本中の好きなところに赴きファンに感謝を伝えるツアーのお仕事が入ります。Pにどこに行きたいかと尋ねられると、遠方のファンから届いた一通のファンレターの話を始めます。奏は、

「その子には何の罪もないのに、住んでいる場所が遠いだけで会いに来られないのは不公平」

「例えお客さんがその子1人しかいなくても、私はその場所に行ってみたい」

とPに伝え、感謝を伝えに行く。

 

そんなエピソードを「[カタルシスの華]速水奏」を通して見ることができます。(前半エピソードは誰でも見ることができるので、是非ご覧ください。)

■[カタルシスの華]速水奏

 

5thツアーが発表された時、このカードが真っ先に浮かんだ奏Pは、私だけではないと思います。飯田友子さんご自身も、以前「P目線で一番好きなSRカード」と仰っており、今回のツアーでも、パンフレットやMCなどで「カタルシスの華」に触れてきました。

アイドルが感謝を伝えに行くという5thツアーのテーマからも、お花のテーマは「カタルシスの華」に即決でした。そして「カタルシスの華」のもつ「旅」のイメージから、今回は"SSAのお花"ではなく"5thツアーのお花"として贈ることにしました。

 

前置きが長くなってしまいましたが、フラスタの解説に移ります。

 

 

【フラスタ解説:上段編】

本企画のお花は、大きく3段に分かれており、その最上段は、更に2層に分かれています。

 

まず最上段は、メインテーマである「カタルシスの華」を表現しました。

奏が着ている服やカードのイラストで描かれているきれいな青空を、ライトブルーと白のお花で表現しました。

トレードマークである女優帽は実物を用意し、より「カタルシスの華」であることを印象付けています。

まるで風に運ばれたかのように、奏の髪がなびいているのが伝わりますでしょうか。

■フラスタ最上部

 

上段右側に位置する本企画のイラスト。

テーマは、「ツアーを終えた飯田友子さんが、奏とのツーショットをブログにあげるなら」です。毎回関わった全ての方1人1人にブログでコメントを書いたり、ツーショットをあげている飯田さん。全公演を終えた時、奏にどんなメッセージを贈り、どんな写真を撮るのでしょうか。旅の象徴であるキャリーバッグに腰掛け、笑顔に溢れる写真であってほしいという願いを込めて、MAIROさん (@yasuabc0730) にイラストをお願いしました。

■今回の企画にあたってお願いしたイラスト

 

また、MAIROさんには、メインイラストはもちろん、デザイン面でもたくさん相談に乗っていただきました。何度も無理をお願いしましたが、イメージベースの私の話を全て形にしていただきました。本当にありがとうございます。

 

衣装についてですが、飯田さんはパンフレットの写真 (企画当初は前半パンフレットを参照) の笑顔がとても素敵でしたので、パンフレットの撮影衣装を着てもらいました。それぞれ違う衣装ですが、2人がつけているピアスだけは、「カタルシスの華」のピアスをおそろいでつけています。


■衣装は違ってもお揃いのピアスを付けてもらうようお願いしました。

 

上段の2段目に位置し、フラスタ全体を包み込むようなピンクと赤のお花は、「カタルシスの華」のカードイラストにも描かれているブーゲンビリアの造花です。

より「カタルシスの華」のイメージをわかりやすくしつつ、全体の色味のバランスを整え、更にフラスタ全体にボリューム感を出しています。お花を制作してくださったハナノキさんが、うすいピンクのブーゲンビリアに加えてしだれる赤いブーゲンビリアを見つけてくださり、とても綺麗に仕上げてくださいました。

 

 

【フラスタ解説:中段編】

先ほど、今回は「5thツアーのお花」という話をしました。中段では、3つのブーケを用いることで2人が回った3都市の公演を表現しました。

 

まずは石川公演。その中でも印象的だった、"Nocturne"をモチーフにしました。

オリジナルメンバーがいない中で臨んだセンターとしての飯田友子さんの想い。そして、デレステコミュで楽曲のオリジナルメンバーである楓さんと川島さんに最大限の敬意を払いつつ「いつか絶対、あのふたりを超えてみせる」と言った奏の意志(詳しくはコミュ4を参照)。2人がこの歌に込めた強い想いと未来への期待を、緑と青のブーケで表現しました。

 

そして、ブーケにちょこんと乗っている黒いシルエット。これは、各公演を象徴する奏の姿を表しています。イラストはMAIROさん、切り抜きはにゃんさん (@nyantyu_Z4Op) にお願いいたしました。にゃんさんには、細かい部分まできれいに切り抜いていただきました。

石川のシルエットでは、"Nocturne"のラストのように、マイクスタンドを掲げています。また、石川公演初日の「おかしな国のおかし屋さん」で二代目王子役を完璧にこなしていた飯田友子さん。その立ち振る舞いが大変印象的だったので、頭にはプリンスの王冠を。5thツアーで飯田友子さんだけ間に合わなかった王子マントを、飯田さんの代わりに奏に羽織ってもらいました。

■石川公演を表現したブーケ

 

続いて福岡公演です。ここでは、ゲスト歌唱した"Nothing but You"をモチーフにしました。

"Nothing but You"のデレステコミュでは、ユニットメンバーそれぞれが「新しい自分」を模索していました。今回速水奏がこの楽曲に参加させてもらったことで、彼女自身も「新しい自分」を探すきっかけとなり、今まで見えていなかった可能性に巡り会えたのではないでしょうか。

新しい自分と向き合うことで、彼女の新しい可能性を見つけてほしい。そんな願いをこのブーケに込めています。シルエットでは、人差し指を向ける印象的な振りとデレステの曲中演出の電波感を表現し、青と赤で演出された照明をイメージした色でブーケを作っていただきました。

■福岡公演を表現したブーケ

 

最後にSSA公演です。遂に5人揃ったLiPPS。メンバーカラーの5色のチューリップを使用し、SSA公演のブーケを作りました。

チューリップの生花は在庫がなかったので、ハナノキさんが造花を用意してくださり、本来のチューリップには存在しないはずのメンバーカラーも着彩できれいに表現して頂きました。シルエットは、LiPPSの衣装であるフレグランスオブナイトを着て、「…なんてね」のポーズが特徴的です。


■SSA公演を表現したブーケ

 

 

【フラスタ解説:下段編】

ここまで、「カタルシスの華」や5thツアーなど、奏と飯田さんの活動をメインでお話ししてきました。それに対し下段では、アイドル速水奏をプロデュースするプロデューサーにも焦点を当てたいと思い、「私達のプロデュース」をテーマに設定しました。

 

上中段は今回のテーマに合わせた色を中心に使いましたが、下段は深い青と月のイメージで入れた黄色いユリを差し色に使った、「速水奏カラー」のイメージで作っていただきました。私達のプロデュースと速水奏の今までの活動が、2人の今の活動に繋がっていることを表現できたのではないかと思います。

■フラスタ下段部

 

参加者様の名前を連ねたボードも、私達のプロデュースを表現したものです。左上から時計回りに、速水奏と飯田友子さんの主な活動を時系列順にアイコン化しています。

 

このデザインはもちろん2人のこれまでの道のりを表すものですが、込めた想いはそれだけではありません。「色んな奏Pがプロデュースしていること」を表しています。

奏Pの中には、バレンタインアイプロの頃から担当されている方もいれば、最近担当プロデューサーになってくださった方もいるかと思います。

 

プロデュースの仕方も、モバマス中心の人、デレステ中心の人、創作で頑張っている人や、ライブ参加がメインの方もいるでしょう。本企画のお花も、ひとつのプロデュースの形です。開始時期もプロデュース方法も異なりますが、私達はみな等しく、「速水奏というアイドルをプロデュースで応援しているよ」というメッセージを、このボードに込めさせていただきました。

■今回の企画に参加していただいた方々の連名ボード

 

ここまでお花の解説をさせていただきましたが、今回初めてフラスタ企画の主催をさせていただく上で3つ大切にしていたことがありました。

それは、「きれいであること」と「わかりやすいこと」と「想いをこめること」です。お祝いのお花ですから、まずは誰が見てもきれいだと思っていただけるような花を目指しました。その上で伝えたいものは伝わらないと意味がないので、「カタルシスの華」など各段のコンセプトをなるべくわかりやすくするために、オブジェクトなどを使いました。

以上の2つをクリアしたうえで「想いを込める」。せっかく贈るフラワースタンドですから、お花でしかできない表現で、自分の気持ちを込めたいと思いながら、この数か月企画を進めて参りました。

尊敬する先輩Pさんたちの花のように、自分が2人に伝えたい想いを、お花に込めたつもりです。

 

 

【もうひとつの物語】

さて、色々お話してきましたが、実はこのフラスタには、もうひとつの物語が込められています。もしよろしければあと少しだけ、私のお話にお付き合いくださると幸いです。

 

突然ですが、皆さんは速水奏のシンデレラワードを知っていますか?

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、彼女のシンデレラワードは「チューリップ」です。そして、速水奏のボイス実装タイミングはCDデビューでした。つまり、デビュー特別企画である「目指せ!シンデレラNo.1」が、それまでは別々に仕事をしていた速水奏と飯田友子さんが出会い、初めて一緒に行った仕事ということになります。

2人にとっての初めての仕事。それは、「普通の言葉に魔法をかけて、可愛く言っちゃおう」がコンセプトのシンデレラワードのコーナーにおいて、「普通の言葉であるチューリップに魔法をかけて可愛くすること」でした。

 

その後1年間、速水奏はアニメやデレステなどで少しずつ登場機会を増やしていき、3rdの飯田友子さんのパフォーマンスで、一気に注目度が上がりました。更にその2ヵ月後、彼女はあるユニットと楽曲に出会います。それが、LiPPSと"Tulip"でした。

今でも覚えていますが、この頃から、以前よりも速水奏という名前を目にする機会が増えてきました。今までよりも奏についてつぶやいてくださる方が増えましたし、イラストを描いてくださる人も増えました。このユニットを通して、速水奏に興味を持ってくださる人がどんどん増えていきました。LiPPSと"Tulip"との出会いは、それまでの奏がいた世界から、新たな可能性を広げてくれました。それはまるで、「チューリップ」が2人に魔法をかけてくれたのではないかと私は思うのです。

初めての仕事で魔法をかけた「チューリップ」がその1年後、今度は楽曲になって2人に魔法をかけてくれたのではないでしょうか。

 

ただし、"Tulip"はLiPPS5人の楽曲です。魔法をかけてくれたチューリップを、今度は"5人のTulip"として「完成」させる必要がありました。しかし、なかなかそのタイミングは訪れませんでした。

初お披露目は"Tulip"イベントの1ヵ月後に行われたデレパの公録。この時はまだ、速水奏&飯田友子さんのソロ披露でした。その後も周年ライブやイベントにおいて、その度に編成を変えながら、"Tulip"を披露してきました。

 

ソロから始まり、アニサマでのデュエット、新木場ではセンターを。4thや台湾、5th福岡では、センター以外のポジションも経験してきました。他のメンバーと協力しながらLiPPSの「リーダー」として。速水奏と飯田友子さんは一番多くの舞台で"Tulip"を披露し、楽曲"Tulip"を支えてきてくれました(本ブログ執筆時点で、歌唱数も"お願いシンデレラ"に次いで2番目。"Hotel Moonside"より多く歌っています)。

そしてやっと。5thSSA公演にて、"LiPPS"が揃いました。ようやくこの日がやってきました。

先ほどフラスタの下段は「私達のプロデュース」だと書きました。実はこの段のお花をよく見ると、1輪だけ青いチューリップが使われています。

始めは1輪のチューリップでした。初めての仕事でシンデレラワードとして出会い、初お披露目の時もまだ1人でした。そのあともずっとずっと支えてきて、やっと5thSSA公演にてLiPPSが揃いました。ようやく"Tulip"を「完成」させる日がやってきました。

LiPPSが揃い、"Tulip"の完成を祝福するには、SSAブーケに5色のチューリップは外せませんでした。そして"LiPPSのTulip"であると同時に速水奏にとって大切な"シンデレラワードとしてのチューリップ"であることも忘れないように。SSAブーケの奏はフレグランスオブナイトの衣装を着ていますが、靴だけは「消えないシンデレラの象徴」であるガラスの靴を履いています。

 

SSA公演で披露された完全版"Tulip"は、本当に素晴らしいパフォーマンスでした。メンバー皆表情が生き生きしていて、そこにLiPPSがいました。飯田友子さん、佳村はるかさん、髙野麻美さん、ルゥティンさん、藍原ことみさん達の想いが、奏、美嘉、フレデリカ、周子、志希の姿と完全にシンクロしていたように見えました。終わった後のMCの5人の様子を見たら、5人にとっても本当に大切なユニットだったのだと感じました。LiPPSに出会えて、"Tulip"に出会えて、本当によかったと思えました。

 

「チューリップの物語」は、ひとつのゴールを迎えました。この先は、新しい未来が広がっています。幕張のMCで佳村はるかさんが言っていたように、"Tulip"は色んなアイドルが歌う楽曲になるのかもしれません。シンデレラのメンバーはもちろん、シンデレラ以外のアイマスアイドルが歌う日も来るかもしれません。

それができるようになったのは、「オリジナルメンバーでの"Tulip"」の披露があってこそだと思います。そして今日に至るまでチューリップを支えた"LiPPS"のメンバー、そのリーダーとして自分のシンデレラワードを冠した楽曲を支えてきた速水奏というアイドルの物語を、覚えていただけたら嬉しいです。

 

 

この先の速水奏の活動は、一体どんな物語が待っているのでしょう。"Tulip"のように、速水奏と飯田友子さんのこの先は、今まで以上の可能性に溢れています。ソロ活動での新しい仕事もあるでしょうし、今回のDJぴにゃで実現したデア・アウローラのような、既存ユニットでの仕事もあるかもしれません。

■速水奏と飯田友子さんが歩むこの先に、「カタルシスの華」の青空のように素敵な未来が待っていますように。

 

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

最後になりましたが、企画に参加していただいたみなさま。イラストを描いていただいたMAIROさん。シルエットの切り抜きをしてくださったにゃんさん。素敵にお花を仕上げてくださったハナノキさん。本当にありがとうございました。みなさんの支えが無ければ、このお花は完成しませんでした。この場を借りて、改めてお礼を言わせていただきたいと思います。

 

速水奏と飯田友子さんに、私たちの想いが届きますように。

 

速水奏(CV飯田友子)担当プロデューサー

みかんガム

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