本日、退院しました。
今は、自宅のパソコンからブログを書いております。
入院してから2度、ブログ更新はしましたが
ざっくりとしたものだったので、
備忘録も兼ねて、も少し詳しく書いてみます。
2/22(土)の午後、通院先の総合病院に電話、
呼吸苦があることを伝え、救急外来にて受診→そのまま入院。
治療内容は、何かの点滴と、鼻からの酸素吸入。
2/24(月)の、CT検査の結果、
呼吸器内科担当医から、
肺転移した癌の病片が大きくなったことにより、
呼吸困難になっているとの診断を受ける。
鼻からの酸素吸入を継続しつつ、
呼吸苦を緩和する頓服薬を処方するので、
それで暫く様子を見ましょう、とのこと。
「退院後も、HOT(在宅酸素療法)が必要になると思われる。
機器を自宅に置くため、諸般の手続きが必要。
ケースワーカーと相談しながら、手続きを進めていく」との説明。
また、産婦人科担当医からは、
「これ以上の進行を防ぐためにも、抗がん剤投与をしましょう」
と言われる。
ただし、肺の状態や体力を考慮し、投与量は
前回投与時より20％減らす、とのこと。
2/25(水)
呼吸苦がかなり緩和され、
直前の血液検査の結果も問題なし。
午前10時くらいから、事前投与薬も含めた抗がん剤投与開始。
ちなみに事前投与薬とは、
生理食塩水や、吐き気止めなどの点滴です。
あと、呼吸を楽にするための薬の副作用で、
蕁麻疹が出ちゃったので、それを止めるための点滴も。
本数にして4本だったかな・・・それを打ってから、
2種類の抗がん剤を投与、というスケジュール。
が、これだけでは終わらなかったんですよ・・・・
投与後に、不正性器出血しちゃったんですよね・・・
それも、かなり大量の。
貧血の症状は出ていなかったものの、
これ以上の出血が続いたら、輸血が必要になる、とのことで、
抗がん剤投与後に、止血剤の点滴を打ちました。
これが終わったのが22時近くでしたから、
この日は都合、12時間点滴打ってたことに。
幸い、止血剤が効いて、性器出血はすぐ止まりました。
2/27(木)
臨床検査室にて、呼吸の検査を受ける。
肺活量などを測定したが、いろいろ「足りていた」と・・・。
酸素吸入のための機器を自宅で使用するためには
実費だと、負担する金額が大きいので
保険適用申請をすることも出来る、と。
そのために、肺活量などの基準値があるそうで、
検査の結果、わたしの場合は申請が出来ない数値だった、とのこと。
要するに、数値だけは具合悪くなかったってことですね(^_^;)
この検査、ものすごくきつかったんですよね・・・
あんなにきつかったのに、こんな結果なのかいな・・・・と
正直がっかりしました(＞_＜)
が。
数値は悪くなかった。
つまり、酸素吸入なくてもイケるんじゃないの・・・？
ということで、この検査結果が出たお昼前に
やってきた看護師さんから
「先生(担当医)から、とりあえずこれから酸素外してみて、
って指示が出たから、外すよー」
と言われ、即座に鼻からチューブ抜かれました。
トイレに行くときなどはチューブつけましたが
それ以外は無しで過し、数時間おきに
サチュレーションを測定。
入浴時以外は95～98くらいで安定。
ここから
トイレに行くときも、酸素ボンベとチューブは持参するけど、
必要なときに装着する、ということにして
基本、動くときにも装着はしない、で生活。
病棟の端から端まで酸素吸入なしで歩いても
息切れやサチュレーションの激しい低下が無い状態をキープ。
(サチュレーションは、歩行時に一番下がって93くらい)
3/3(月)、血液検査の結果、特に問題なしとの診断。
退院許可が出る。
(この血液検査の数値は、見せてもらってないです)
そして、今に至ります。
抗がん剤の副作用は、出てはいますが軽度なんだと思います。
投与量が少なかったことも大きいと思います。
吐き気、食欲不振などは一切無し。
小食に胃が慣れたはずなのに、よくお腹鳴らしてますｗ
筋肉痛と、手足の痺れは有りますが、だいぶ楽になりました。
前回の投与時に比べ、筋肉痛は軽度です。
先日のブログ更新時と比較しても、
手足を動かしやすくなっているのを感じます。
抗がん剤の副作用、ではないのですが、
一時は静まった蕁麻疹が、またぼつぼつと・・・・・(＞＜;)
これは、呼吸を楽にする薬の副作用だと思われます。
処方してもらった痒み止めを塗ると落ち着くのと、
痒い部分が広範囲、というわけではないので、
塗り薬の痒み止めのみ、処方されています。
酷くなれば外来のときにでも伝えますが、
これについては暫く様子を見ようと思います。
性器出血も、いまだに有るんですが
「出血」と呼ぶほどでもなく、下腹部痛は、ほぼ感じません。
呼吸に関しては、入院前が嘘のように
今のところは、とても落ち着いた状態を保っています。
なにしろ、酸素吸入が出来ないので、
意識して動くのをセーブしている、ということもありますが、
入院前は、安静時でも息苦しさを感じていたので
そのときを思うと、今はとてもハッピーです。
処方された、呼吸系の薬は２種類あります。
ひとつは、決まった時間に服用するもの。
もうひとつは、エマージェンシー用の、水溶性のもの。
急に苦しくなったときに服用できるように、と処方されてます。
そんなわけで、今は落ち着いた状態です。
ただ、何にしても「今のところは」、なんですよね。
上にもさんざん書きましたが、呼吸苦で再入院したけど
そこに対する直接的な治療はしていないから。
抗がん剤は投与したけど、効果判定には時間かかりますし
担当医にも、この先、酸素吸入が必要になることが
あるかもしれない、と言われていますしね。
でも・・・・
昨日の午前の回診のとき、担当医が
「てんさん！
血液検査の結果、よかったですよ！」
って、めっちゃ素敵な笑顔で来てくださって。
そのお顔を見たときに、
先生がこんなに笑顔になるくらい、
結果が良かったんだな、って思ったら、
ほんとに、ほんとに嬉しくて、
不安な気持ちが、ぱぁっと晴れたような、そんな気持ちになりました。
そして、こういう気持ちがきっと、
免疫力を上げてくれるに違いない！と
単純なわたしはそう思うのです。
そんな気持ちを持ったこと、
持てた自分が居たことを、忘れたくないと思うのです。
だから・・・・
これからも、ブログ書いていきますよ。
大切な思いや、それを感じた自分を忘れないためにもね。
そして、これからも焦らず、
けれど、足を前に踏み出すことは忘れずに
そこに気持ちもついていけるように
前を向いて歩いていきます。
余談ですが
退院はしましたし、体調も良いのですが
諸般の事情により、
ブログの更新や、メッセージ、コメント・ペタへのお返しは
これまでよりゆっくりになります。
ご了承のうえ、遊びにいらしていただけたら嬉しいです。
わたしが、皆さんのブログを
拝見するのも、これまでよりゆっくりペースになりますが、
だからって「具合悪いのかな」って
思わないでくださいね。
事後報告にはなりますが、
書ける範囲で、ここに書いていきますので
少し更新がなかったりしても、
便りがないのは無事な証拠、くらいに
思っていただけたら幸いです。
台所から、いい匂いがしてきた～♪
今日も、空腹を感じるくらい、元気ですよ(^_^)
今は、自宅のパソコンからブログを書いております。
入院してから2度、ブログ更新はしましたが
ざっくりとしたものだったので、
備忘録も兼ねて、も少し詳しく書いてみます。
2/22(土)の午後、通院先の総合病院に電話、
呼吸苦があることを伝え、救急外来にて受診→そのまま入院。
治療内容は、何かの点滴と、鼻からの酸素吸入。
2/24(月)の、CT検査の結果、
呼吸器内科担当医から、
肺転移した癌の病片が大きくなったことにより、
呼吸困難になっているとの診断を受ける。
鼻からの酸素吸入を継続しつつ、
呼吸苦を緩和する頓服薬を処方するので、
それで暫く様子を見ましょう、とのこと。
「退院後も、HOT(在宅酸素療法)が必要になると思われる。
機器を自宅に置くため、諸般の手続きが必要。
ケースワーカーと相談しながら、手続きを進めていく」との説明。
また、産婦人科担当医からは、
「これ以上の進行を防ぐためにも、抗がん剤投与をしましょう」
と言われる。
ただし、肺の状態や体力を考慮し、投与量は
前回投与時より20％減らす、とのこと。
2/25(水)
呼吸苦がかなり緩和され、
直前の血液検査の結果も問題なし。
午前10時くらいから、事前投与薬も含めた抗がん剤投与開始。
ちなみに事前投与薬とは、
生理食塩水や、吐き気止めなどの点滴です。
あと、呼吸を楽にするための薬の副作用で、
蕁麻疹が出ちゃったので、それを止めるための点滴も。
本数にして4本だったかな・・・それを打ってから、
2種類の抗がん剤を投与、というスケジュール。
が、これだけでは終わらなかったんですよ・・・・
投与後に、不正性器出血しちゃったんですよね・・・
それも、かなり大量の。
貧血の症状は出ていなかったものの、
これ以上の出血が続いたら、輸血が必要になる、とのことで、
抗がん剤投与後に、止血剤の点滴を打ちました。
これが終わったのが22時近くでしたから、
この日は都合、12時間点滴打ってたことに。
幸い、止血剤が効いて、性器出血はすぐ止まりました。
2/27(木)
臨床検査室にて、呼吸の検査を受ける。
肺活量などを測定したが、いろいろ「足りていた」と・・・。
酸素吸入のための機器を自宅で使用するためには
実費だと、負担する金額が大きいので
保険適用申請をすることも出来る、と。
そのために、肺活量などの基準値があるそうで、
検査の結果、わたしの場合は申請が出来ない数値だった、とのこと。
要するに、数値だけは具合悪くなかったってことですね(^_^;)
この検査、ものすごくきつかったんですよね・・・
あんなにきつかったのに、こんな結果なのかいな・・・・と
正直がっかりしました(＞_＜)
が。
数値は悪くなかった。
つまり、酸素吸入なくてもイケるんじゃないの・・・？
ということで、この検査結果が出たお昼前に
やってきた看護師さんから
「先生(担当医)から、とりあえずこれから酸素外してみて、
って指示が出たから、外すよー」
と言われ、即座に鼻からチューブ抜かれました。
トイレに行くときなどはチューブつけましたが
それ以外は無しで過し、数時間おきに
サチュレーションを測定。
入浴時以外は95～98くらいで安定。
ここから
トイレに行くときも、酸素ボンベとチューブは持参するけど、
必要なときに装着する、ということにして
基本、動くときにも装着はしない、で生活。
病棟の端から端まで酸素吸入なしで歩いても
息切れやサチュレーションの激しい低下が無い状態をキープ。
(サチュレーションは、歩行時に一番下がって93くらい)
3/3(月)、血液検査の結果、特に問題なしとの診断。
退院許可が出る。
(この血液検査の数値は、見せてもらってないです)
そして、今に至ります。
抗がん剤の副作用は、出てはいますが軽度なんだと思います。
投与量が少なかったことも大きいと思います。
吐き気、食欲不振などは一切無し。
小食に胃が慣れたはずなのに、よくお腹鳴らしてますｗ
筋肉痛と、手足の痺れは有りますが、だいぶ楽になりました。
前回の投与時に比べ、筋肉痛は軽度です。
先日のブログ更新時と比較しても、
手足を動かしやすくなっているのを感じます。
抗がん剤の副作用、ではないのですが、
一時は静まった蕁麻疹が、またぼつぼつと・・・・・(＞＜;)
これは、呼吸を楽にする薬の副作用だと思われます。
処方してもらった痒み止めを塗ると落ち着くのと、
痒い部分が広範囲、というわけではないので、
塗り薬の痒み止めのみ、処方されています。
酷くなれば外来のときにでも伝えますが、
これについては暫く様子を見ようと思います。
性器出血も、いまだに有るんですが
「出血」と呼ぶほどでもなく、下腹部痛は、ほぼ感じません。
呼吸に関しては、入院前が嘘のように
今のところは、とても落ち着いた状態を保っています。
なにしろ、酸素吸入が出来ないので、
意識して動くのをセーブしている、ということもありますが、
入院前は、安静時でも息苦しさを感じていたので
そのときを思うと、今はとてもハッピーです。
処方された、呼吸系の薬は２種類あります。
ひとつは、決まった時間に服用するもの。
もうひとつは、エマージェンシー用の、水溶性のもの。
急に苦しくなったときに服用できるように、と処方されてます。
そんなわけで、今は落ち着いた状態です。
ただ、何にしても「今のところは」、なんですよね。
上にもさんざん書きましたが、呼吸苦で再入院したけど
そこに対する直接的な治療はしていないから。
抗がん剤は投与したけど、効果判定には時間かかりますし
担当医にも、この先、酸素吸入が必要になることが
あるかもしれない、と言われていますしね。
でも・・・・
昨日の午前の回診のとき、担当医が
「てんさん！
血液検査の結果、よかったですよ！」
って、めっちゃ素敵な笑顔で来てくださって。
そのお顔を見たときに、
先生がこんなに笑顔になるくらい、
結果が良かったんだな、って思ったら、
ほんとに、ほんとに嬉しくて、
不安な気持ちが、ぱぁっと晴れたような、そんな気持ちになりました。
そして、こういう気持ちがきっと、
免疫力を上げてくれるに違いない！と
単純なわたしはそう思うのです。
そんな気持ちを持ったこと、
持てた自分が居たことを、忘れたくないと思うのです。
だから・・・・
これからも、ブログ書いていきますよ。
大切な思いや、それを感じた自分を忘れないためにもね。
そして、これからも焦らず、
けれど、足を前に踏み出すことは忘れずに
そこに気持ちもついていけるように
前を向いて歩いていきます。
余談ですが
退院はしましたし、体調も良いのですが
諸般の事情により、
ブログの更新や、メッセージ、コメント・ペタへのお返しは
これまでよりゆっくりになります。
ご了承のうえ、遊びにいらしていただけたら嬉しいです。
わたしが、皆さんのブログを
拝見するのも、これまでよりゆっくりペースになりますが、
だからって「具合悪いのかな」って
思わないでくださいね。
事後報告にはなりますが、
書ける範囲で、ここに書いていきますので
少し更新がなかったりしても、
便りがないのは無事な証拠、くらいに
思っていただけたら幸いです。
台所から、いい匂いがしてきた～♪
今日も、空腹を感じるくらい、元気ですよ(^_^)