~ディップネイルのしくみと方法~




んしょ、んしょ、んしょ・・・・・

やっぱり身だしなみは

大事よ・・・ ね・・・



あら、見られちゃったわ!

ごめんなさいね

恥ずかしいわ・・・❤️

今日はポリッシュでもジェルでもない

不思議なネイルの紹介ですって

どんなものなのかしら?

最後までお付き合いくださいね







どうもどうも、猫バカなネイリストです

前からアナウンスしていたディップネイル

海外ではアクリルに代わる新世代の技術として人気なんだとか

けれど日本ではまだまだ未知のネイル

アクリルは液剤のモノマーが臭くてなかなか取り扱いも難しい

ネイリスト検定でも一級の試験項目

アクリルのパウダーを使い

強度もアクリルスカルプに匹敵すると噂のディップネイル

組成を調べたらキットを使わなくても出来るものだったので

これからご紹介していきます。




使う材料はこちら

ネイルグルー(瞬間接着剤と同じシアノアクリレート含有)

アクリルパウダー(アクリルスカルプのものとほぼ同じ)

トップコート

スポンジファイル

スプーン(私はキューティクルプッシャーで代用)

エタノールとコットン

チークブラシ



海外のディップネイルのキットにはボンドが入っていたりします

これはスカルプチュアの際に使うボンド(プライマー)と同類でした

爪が柔らかな人はプレプライマーも使うと良いですね


最初に指先全体をコットンに含ませたエタノールで消毒、水分と油分を除去します

その後、乾いたらネイルグルーを爪に薄く塗ります

ディップネイルのキットにはベースとありますが

原材料はシアノアクリレート

つまり

瞬間接着剤やネイルグルーと同じ

ですから

皮膚につかないよう少し小さめに塗布します

次に上にのるパウダーで層が重なるので

最初から広く塗らない方が良いですよ


グルーを塗った爪にパウダーをふりかけます

海外の紹介動画でも容器に突っ込むか

上からふりかけるかは統一されていませんでした

容器の中のパウダーの深さで判断したほうがいいみたい



30秒ほど待ってから

指先にのっている余分なパウダーをチークブラシで払います

柔らかなブラシの方が

パウダーが飛び散りませんよ



これを繰り返しやると・・・

こうなります

ベタ塗りとツートーンカラーもチャレンジします



斜めに塗った部分の空きにグルーを塗り

パウダーをふりかけます



30秒待ってから

チークブラシで払うと・・・



これに上からクリアのパウダーを重ねて

グルーを更に塗布して

完全に乾いてから形を整える

のですが・・・・・




今回はオリジナルのラメ入りパウダーでコーティング

クリアではなくナチュラル(乳白色)で

これは実際にディップしましたよ
↓↓↓



パウダーを使っているから

シュガーネイルみたいにしたいな、と



完全に乾いてから

スポンジファイルで形を整えます



これだけでもカワイイけど

表面がザラザラなので

トップコートの出番です



乾ききる前に

人差し指に触れてしまった(T_T)



画像がうまくとれてない( ̄▽ ̄;)

仕上がりは磨りガラスみたいな感じに

艶々にしたい場合には

形を徒との前にグルーを上から塗布して

固さはジェルよりは固いけれど

何となくバブルがあるみたいに思うので

やっぱり補強や補修には向いているのかなと

ネイルグルーを乾かすにはアクティベータという液があります

これはグルーやネイル用のレジンを乾かすもの

瞬間接着剤ほどの速乾ではないネイル用グルーやレジン

これを塗布するか吹き付けると瞬間に乾きます

強度を増すならアクリルパウダーをつけてから

この技法、プラリペアにもあるそうです。




今回の材料と方法しだいでは

身の回りの補修にも役立ちます

ただし

やっぱり瞬間接着剤の臭いはしますので

マスクはしましょう

鼻息でアクリルパウダーが舞うこともないように(^艸^)

金額的にはアクリルパウダー自体が高め

専用キットでもベースやトップはそんなに高価な素材じゃないし

アクティベータも容量しだいではパウダーほどでもないし

安全か?と言われると絶対ではないですよね

パウダーを吸い込んでもいけないし

臭いも完全に無臭ではありませんから

やり方をマスターすると

面白いアートや色を作ることはできそうです。




最後までお付き合いいただきありがとうございます

次回は

ぶきっちょさんでも簡単

利き手側へのピーコック

です、お楽しみに。