それは、一昨日の夜の事でした。

さて寝ようかと夫がリビングのソファーから立ち上がりスマホを探していました。

「あれ?僕の携帯知らない?」

そう、私達はまだスマホの事を『携帯』と呼んでしまう年代です。


どこ探しても見つからない夫の携帯。

ホテルに忘れたのかもと電話をしてみるも「無い」との回答。

新幹線の中?タクシー?

とりあえず、電話をかけまくられないように回線を止めた方が良いかも…と私の携帯から手続きの方法を調べる


ネットで続き可能だったのだけど、夫は自分のGoogleアカウントを覚えていないと言うので

コールセンターに電話。

自動音声対応で簡単に手続きは出来た。

音声は最後まで聞くようにと言われたので聞いていたら

位置情報サービスからどこにあるかも調べてくれるらしい事がわかった。

電源は生きてるからやってもらおうと言う事になり、電話をオペレーターに繋いだ。


「スマホを失くしたのでどこにあるか調べて欲しい」

そう言うとオペレーターからはまさかの回答

「お客様は回線を停止しているのでお探し出来ません」

「は?」

「そりゃ、どう言う事だよ?案内する順番がおかしいやろ⁉︎」(←心の中の声でオペレーターにはきちんとした言葉で話しています)


と夫婦で話していたら

「申し訳ございません。個人情報を取り扱うので他の方とはお話しできかねます」

あーはい、ごめんなさいね、黙りますわ私。


夫は左耳が難聴になり聞こえ難いので、いつもスピーカーで電話をします。

よって私の声も丸聞こえ&私がつい話始めたのでそのような対応をとられました。

まぁでも、隣にいるんだから本人は個人情報云々なんて承知の上ではなかろうか?

高齢の親の問題を解決するのにもその対応なのかな?といささか疑問に思いつつも私は口をつぐんだ。


回線停止を一旦解除するので解除の確認が取れたらまたお電話くださいとの事だったが

解除するのに15分、こちらで解除確認し、再びセンターに電話。

繋がるまで30分ほど待たされた。

アナウンスでは50分待ちだったから、まだラッキーな方だな。

まぁこの手のサポートセンターにはなかなか繋がらないのはあるあるですね。


位置情報から市内にある事がわかり、おそらくタクシーの中で落としたのだという結論に達しました。

まぁ明日の朝だねという事になり、私的には疲れていたせいでスマホくらいちゃんと管理してくださいよとプンスカしながら寝ました。


翌早朝にタクシーの運転手さんから連絡もあり、無事にスマホは戻ってきました。

めでたしめでたし。


あ、でも、やはりスマホを失くした時の手続きの音声案内は順番を変えて欲しいですし、

位置情報で探す方は回線停止する前にと一文付けてホームページでも案内して欲しいですね、

auさん!