VF甲府 視点を変えると(後編)・・・1点の重み
o(^-^)o
教授~
「無事これ名馬」と言う諺
菊池寛の造語なんですね~
(・ω・)/
どうもそのようじゃ!
ワシは中国古典の諺と思って、確認して見たんじゃが
驚きじゃの~
・・・おっと、また話がずれるところじゃ
休憩も終わりにして、講義の続きじゃ!
o(^-^)o
視点を変えたVF甲府の分析ですね!
今回は、VF甲府の「ためになる」分析をお願いします・・・
(・ω・)/
残念ながら
その保障はできんの・・・
さて、次の分析じゃが
かつて述べたように、
ワシは昨年の10月より、VF甲府の試合を、
小瀬ではもちろん、テレビでも見れない状況になってしまった
ネットで結果とコメントは確認できたが
まさかそれだけで、毎回分析を行う訳にもいかず、講義をしないでいたが
VF甲府の分析をサボっていた訳ではない!
そこで、今回は、一味変わった分析手法で、VF甲府を分析してみたい
o(^-^)o
昔、講義した、長期勝率と短期勝率のミックス分析のようなものですね!
(・ω・)/
まぁ、そんなところじゃ!
聴講生も知っているとおり、Jリーグには、他の競技と異なった独特の指標がある
勝ち点と、得失点差じゃ!
この2つの指標の計算方法は、みな知っているじゃろうから、解説は省くが
残念ながら、この指標はチーム順位の算定が目的のため
チーム内容の分析効果は乏しい
o(^-^)o
確かに勝ち点だけでは、勝ち数、引分け数、負け数もわかりません
得失点差は、得点の真水部分の指標に過ぎませんね
(・ω・)/
さよう
勝ち点は、単なる点数の積算式じゃからの・・・
そこで、わしは、ちょっと変わった指標である、得失点差に注目し
チームの内容?を表す指標を考えて見た!
内容はこうじゃ
1 サッカー試合の勝ちは相手より1点多く得点することが必要十分条件
2 サッカー試合の負けは、勝ちの逆
3 サッカー試合の引分けは、得点と失点が同数
4 結果、最も効率の良い勝ち試合は1-0、負け試合は0-1、引分けは0-0となる
5 そこで勝ち試合を1点、負け試合を△1点、引分けを0点と数値化する
o(^-^)o
なるほど~
10-0も1-0も勝ちには変わりはありませんから
同様に10-10も0-0も同じ引分けです
数値化できますね
・・・しかし、それでは勝ち点と同じでは?
(・ω・)/
勝ち点は、3点を2チームで取り合う事を基本とし、引分けは1点づつ分けけあうと言う
勝ち負けと差をつけるための数値じゃから、
わしの指標の数値とは違うの
o(^-^)o
確かに、教授の指標の数値の方が、勝ち点よりも、実際の試合を反映してますね!
(・ω・)/
そう定義すると、昨季のVF甲府は24勝4敗じゃから数値化すると24-4=20
対して得失点差は28となる
つまりVF甲府は、差引き20勝するためには20得点すれば良い事になるが
実際は28得点したと言う事じゃ!
この階差20/28と計算すると71%となる
ちなみにJ2他の上位4チームと、J1上位4チームを同様に計算すると
湘南57、京都56、横浜53、千葉32、
広島38、仙台50、浦和120、横浜55
この分析の意味するところじゃが
たとえば、2-1で勝った場合、勝利の要因となった得点は2点目となる
・・・1得点目は失点と相殺じゃ
得点的には1点じゃから、勝利への貢献度は100%となる。
3-1の場合、勝利の要因となった得点は2点目と3点目の2得点
すなわち、1得点当りの勝利への貢献度は各50%じゃ!
7-2の場合は5得点となるから、各得点の貢献度は20%となる
o(^-^)o
つまり、VF甲府は1得点の貢献度が他のチームより高いですから、
僅差での勝利が多いと言う事ですね!
他のチームは50%台が多いですから、2点差以上の勝利が多いと言う事ですね!
・・・すると、VF甲府は薄氷を踏む勝利ですか?
(・ω・)/
そういう見方も出来るが
わしは、違う想定をする
ずばり、VF甲府・・・城福サッカーは「1得点を大切にする」という事じゃ!
1点勝ち越した場合、次の1手としては、
追加点を取りに行くか、1点差を死守するかの、2つがある
どちらの判断をするかは、状況により異なるが
城福監督は戦略的に、1点差を死守する方に重きを置いていると
ワシは想定するの
・・・サッカー思想的に
「1点を大切にするサッカー」
と表現したほうが、しっくりくるかも知れん
o(^-^)o
そう言われると、
昨年のVF甲府は大勝した試合は、あまり思い浮かびませんね
リードしたら、キッチリ勝つと言った印象です
(・ω・)/
ワシの想定が正しいとすると
城福監督は、試合で1点取る事は、非常に難しいと考えているはずじゃ!
じゃから、リードした時も、むやみに追加点を狙うのではなく
その1点を守る事に重きを置く
・・・時としてかなりドライスティックに・・・
これが、わしの想定する、城福サッカー
城福ムービングフットボールの根底にある思想じゃの
開幕の仙台戦
人によっては、勝てた試合だと言うが
ワシは、同点になった時点で、
昨年のJ1準優勝チームから、あと1点取る事はかなり困難じゃと思った
しかも、得点の圧力を強めれば、それだけ失点のリスクが大きくなるから
ここは潔く引分け狙いにして
・・・失点のリスクを最小限にする為の、最も簡単な方法である、専守防衛が上策と考えた
じゃから、城福監督の石原を投入しての守備戦術は、十分納得のいく戦術じゃった
・・・もっとも、あそこまで猛攻にさらされるとは、さすがに想定はしなかったがの
o(^-^)o
つまり、1点を大切にする城福監督にとっては
守備重視戦術も、引分け狙いも、消極的決断ではなく
攻めの決断と同じ価値を持つと言うことですね!
(・ω・)/
そういう事じゃ
もちろん、開始1分で得点した時に、残りの89分を守りに専念すると言いたい訳ではない
今回の分析は、数字のみを使ったものじゃから
場合場合における、局地的な戦術(判断)を分析するのは不可能じゃからの・・・
また、当然、追加点を奪うと言う判断を否定している訳でもない
この分析は、戦術や戦略の根底に流れる思想・・・志向性の分析じゃよ
o(^-^)o
しかし、もし、教授の分析が正しいとした場合
今年のVF甲府は期待できそうですね・・・
今のVF甲府の攻撃力では、J1におけるシーズン総得点数は限られます
真っ向勝負で打ち合うよりも、最小失点差で勝つほうが理にかなっています
しかも、昨年からの継続になるので、練度も高くなると思います
(・ω・)/
去年と今年では、選手のカラーが違うから、戦い方も変わるじゃろうが
土台が変わらなければ、方法が変わったとしても、習熟度は増すはずじゃからの・・・
以上が、ワシが昨年10月から、逃げていた中で、分析しておった事じゃ
この係数は意外と面白く、
他チームとの比較
・・・たとえば、千葉は得点、失点、得失点差はVF甲府とほぼ同じじゃが、
係数は2倍の差がある
過去のVF甲府の係数などを調べることも意外と面白い
・・・2005年、J1初昇格シーズンの係数は43%、さすが大木監督じゃ!
このような点を比較検討すると、シーズンオフに2ヶ月は講義が出来る
まぁ、シーズン開幕後に去年の分析をするのは野暮じゃから
今回はこの位にしよう
o(^-^)o
そうですね!
土曜日は、いよいよホーム開幕です!
暖かそうですし、観戦日和になりそうですね
(・ω・)/
そうかの?
暖かいと、花粉も飛ぶし、今の時期は黄砂も飛ぶからの・・・
花粉症の選手が、ゲームを左右するかも知れんの
もっとも、花粉症ではないワシにとって
暖かいと言う事は、ビールがおいしいと言うことじゃ!
勝利の美酒を楽しみたいの
o(^-^)o
VF甲府の健闘を期待しましょう!
(・ω・)/
最後になったが
わしも、講義再開を祝って送ってくれた、聴講生の励ましのエールである
Do not move ! (立ち位置を変えるな!)
を土台とした分析を行うよう、肝に銘じよう!