VF甲府 0-0 岐阜と引分け  VF甲府を覆う病・・・「手段の目的化」 | がんばれし! ヴァンフォーレ甲府 (VFK)

VF甲府 0-0 岐阜と引分け  VF甲府を覆う病・・・「手段の目的化」

o(^-^)o

教授~

日曜日の岐阜戦、良いところ無く0-0の引分け

雨は降るは、踏んだり蹴ったりでしたね~



(・ω・)/ 

ワシとしては、ある程度予想できた試合展開じゃったの・・・

それより、前回の講義である、「選択と集中」「リスクの分散」は

今回の講義に続く内容じゃったから


岐阜戦ではVF甲府が、ワシの想定どおりの戦いをしたので

少しほっとしておる



o(^-^)o

そう言えば、前回の講義に関して

長文のレポートが届きました!


教授の講義の長文癖がうつったかの様です!



(・ω・)/ 

確かに長い

しかし、面白いレポートじゃ!


「ねここねこ」君のレポートは、ワシの講義に対するシステム面からの回答じゃ!


ダヴィが一番前にいるから、ダヴィにボールを集める。


確かに正論じゃ!


システムの変更は、ダヴィを中心としたものであり(時には高崎も・・・)

ダヴィが得点をし易い様にシステムを構築する

チャンドラーの「戦略は組織に従う」タイプじゃの・・・


ただし、相手チームは、一番ボールの集まるダヴィをマークする

ここが悩ましい


それと、わしが富山のシステムを間違えた件じゃが

どうも、サッカーのシステムの呼び方がワシには良くわからん


正しいかどうか知らんが、

わしは、システムと言うのは、守りの形であり

攻撃は、より柔軟性なものと考えておる


つまり、3-3-3-1と3-2-4-1については

DFラインが3人と言う事はわかるが

その前は、良くわからん(深く考えとらん)と言うのが、本音かの・・・




o(^-^)o

システム論が好きな教授としては

ずいぶんいい加減ですね~



(・ω・)/ 

その事はこれから説明しよう


次に、「ホットドック・ヒルズ」君のレポートじゃが

史上最古のコンサルタント、孫子を出すとはすごいの~


彼のレポートは、システムに対するオペレーティング(運用)論じゃ!


ベクトル的にはワシとほぼ同じ

特に、最も勝利に近いのは、三浦ZDサッカーと言うのは

ワシの持論じゃ!

・・・ワシ的には、最も負けから遠ざかるサッカーと言いたいがの


そして、「hyperballad」君のレポートが

わしの、今日の講義の前段となるんじゃ!


VF甲府の前半戦は

得点という行為を、システムや戦術(運用)で補うのではなく

個人のスキルをに頼る攻撃をしてきたように、ワシは考える


その結果、VF甲府は病気にかかってしまった様なんじゃ!




o(^-^)o

確かに、城福MFBは、戦術や戦略より上位の理念ですから

それを、サッカーと言う現場に落とし込むと

形になりづらいと思いますが


それが、病的症状なんですか?



(・ω・)/ 

前回は、データとして出さんかったが

VF甲府の、攻撃陣(前2列の選手)でダヴィと高崎以外に、得点したのは


482分出場の片桐と、584分出場の永里、1707分出場の柏が各1点のみ

840分の堀米、584分のピンバは0点じゃ!


これでは、VF甲府はダヴィ頼みと言われても仕方が無い


相手チームは、ダヴィさえマークすれば、

VF甲府を、得点15、得点力18位にチームに出来る事を知っておる




o(^-^)o

しかし、ダヴィ以外の得点力不足、ダヴィ頼みの攻撃は

他のメディアでも指摘されています


病気と言うほどのものでは無いのでは?




(・ω・)/ 

問題は、そこじゃ!


そういう声は、ワシも良く聞くが、、

その原因を、ほとんどの声が、選手の勇気と言うスキルに求めておる

しかし、これはれっきとした組織の病気じゃ!

病名は「手段の目的化」じゃよ


ここで、質問じゃ

サッカーで勝つための方法は何かの?




o(^-^)o

勝つための方法ですか?


それは、もちろん相手より多く得点する事です!

三浦ZD風に言うと、相手より失点を少なくすることですが・・・




(・ω・)/ 

今回は、攻撃面での講義じゃから、前者の回答を採用しよう


さて、相手より多く得点する、

その「得点」の定義は何かの?




o(^-^)o

ボールを、相手チームのゴールの中に入れる事です



(・ω・)/ 

そのとおり

それを、もう少し細かく分析しよう


まず、ボールをゴールに向かって蹴る・・・いわゆるシュートじゃ

そして、蹴ったボールがゴールの枠の中に向かう

最後に、他の選手(特にGK)に邪魔されず、ゴールの中に入る・・・じゃ!


そこには、ダヴィにボールを集める

即ち、パスと言う要素は入っておらん




o(^-^)o

確かに、パスは、他の選手にシュートをさせる為の、手段です



(・ω・)/ 

その通り

パスは、あくまでも得点するという、

サッカーの試合に勝つための「目的」達成のための「手段」に過ぎず

目的そのものではない!


簡単な例としてバスケットボールの思考方法を例に挙げよう


バスケットボールの攻撃の要素は3つ

シュート、パス、ドリブルじゃ

これは、サッカーと変わらん


そして、自分がボールを持った時の優先順位は

最初がシュート、

それが無理なら、シュートできそうな相手にパス

それも無理なら、シュートかパスができる位置までドリブルをする


つまり、得点する目的から①シュート ②パス ③ドリブル、と優先順位がある




o(^-^)o

コートの大きさが違いますが

得点をする可能性の順番は、サッカーも同じだと思います




(・ω・)/ 

問題は「シュートができそうも無ければ、シュートができそうな相手にパス」じゃ


自分がシュートして得点できる可能性より、

ダヴィがシュートした方が得点する可能性が高い場合

ダヴィへのパスを選択する


これは、サッカーに勝つための、目的と手段の組み合わせから考えても

正しい選択じゃ!


しかし、そう考えると、VF甲府の得点の約50%をたたき出しているダヴィへのパスは

勝利のための、当然の手段となる



o(^-^)o

当然ですね・・・

何か問題がありますか?



(・ω・)/ 

そう考える時点で「手段の目的化」病は発祥しておる!


すなわち

勝利に直結するシュートと

シュートを打つための手段に過ぎないパス

選手にかかる、ストレスは、シュートの方が高い事は明白じゃ!


しかも、パスをして、それが得点に結び付かなくても、それはFWの責任に帰され

得点に結びつくと、アシストの称号を得て、インタビューもされる


その結果、シュートよりパスの得意なMFが、

多くの場面で、パスを選択するのは、想像に難くない


しかし、それが過ぎると

パスする事自体が目的となってしまい

その選手にとっては、パスがFWに通った時点で、攻撃が完結すると考えてしまう


それが「手段の目的化」と言う、組織が陥りやすい「作業の非効率」の原因じゃ!


改めて言おう!

パスは、攻撃の目的ではなく、他人に攻撃をしてもらう手段に過ぎん


パスに専念する選手は、システム的には攻撃サイドの選手でも

運用的には、攻撃サイドの選手ではない!




o(^-^)o

そういわれて見ると

高崎とダヴィの2TOPの時は、2列目の選手が、2TOPへのパスへ専念しても

弊害は少ないかもしれません


しかし、ここ数試合は、ダヴィの1TOPですから

2列目の選手が、

自分の任務をダヴィへ良いパスを出す事と考えて、その目的に専念すると


実質的な攻撃の選手は、ダヴィ1人となるので

VF甲府としては、攻撃のチャンネルは限定され

相手は逆に、守備の目的が明確になり、守り易くなりますね・・・



(・ω・)/ 

その通りじゃ!

ワシは、パス自体は否定せん

パスも攻撃には寄与しておるからの・・・


しかし、攻撃サイドの選手が、攻撃の直接目的であるシュートを放棄しては

攻撃は先細りするのみじゃ!


数試合前、高崎が、思うように得点できない自分に恥じて

勝ち試合の後、涙を流した事があったが


近代サッカーで得点をするのは、FWだけの役目ではない


MF・・・特に山梨県出身コンビには

シュートチャンスにパスを選択した事を、悔やむし気持ちを持って欲しいの・・・


o(^-^)o

普通、MFはシュートよりパスが得意な選手が多いですから

ダヴィのような絶対的エースがいると、陥りやすい症状ですね・・・


それでも、得点するダヴィはすごいですが

VF甲府は攻撃力のあるチームと、よく言われますが

実はそれは幻であって、

攻撃力のあるのはVF甲府のチームでは無く、ダヴィと言う選手だけかも知れないですね


(・ω・)/ 

そのとおり

しかし、水は低いところに流れるからの

改善は、思ったほど簡単ではない・・・


最後に、実社会での「手段の目的化」の例を2つ挙げたい


一つは、駅前でのティッシュ配りじゃ

この目的は、ティッシュに書かれた、チラシを多くの人に見てもらう、宣伝活動じゃ!

ティッシュ配りは、目標達成のための手段となる


しかし、甲府駅のように乗降客が少ないところで、何千ものティッシュを配るのは厳しい


そこで、ティッシュを早くさばく為

1人に2つティッシュを配る人を、時々目にする



o(^-^)o

その人にとってティッシュを配ると言う行為は、

多くの人にチラシを見てもらうために手段ではなく

早く作業を終わらせる、目的になっているんですね!



(・ω・)/ 

そのとおり


もう一つは、先週の土曜日にYBSで放送した、VF甲府特集番組じゃ!


あの番組は、中身がゼロ

・・・毎試合後に、YBSニュースで流したVF甲府の試合ビデオに

監督や選手、解説者のインタビューを付けただけの、

つまらん番組じゃ・・・


あの番組が、何を目的としているかわからんが

VF甲府のスポンサーが、CMを出している以上


あの番組を見て、スポンサーの商品の購買意欲を高める

もしくは、VF甲府に関心を持ってもらい(小瀬にVF甲府の試合を見に来てもらい)

その結果、スポンサーの広告を目にしてもらいたい


そんな目的は必ずあるはずじゃ!


VF甲府の選手や試合を流すのは、関心を持ってもらう手段に過ぎん


しかし、あの番組を見て、VF甲府に興味を持つ、一般視聴者が1人でもおるかの・・・

CMをみて、VF甲府スポンサーに関心を持つ人が、おるかの・・・


この番組、マスコミ露出の少ないVF甲府を、30分、テレビで流す事

・・・すなわち、既存のVF甲府サポに、VF甲府の前半戦の試合ダイジェストを

  見せる事が目的の番組となってしまっておる



o(^-^)o

最後はYBSバッシングですか・・・

あのローカル放送局に多くを求めるのは止めましょう


前半戦の千葉戦から後半戦の千葉戦まで

6連勝、勝点18をもくろんだのですが、残り2試合で勝点8です


残り2試合は今期新参入チームですから

絶対、取りこぼさないでもらいたいですね!