ベンツ ロリンザー 4月1日、新年度が始まりますね。東京のKさんからベンツS500Lロリンザーを譲り受けました。思い入れがあり大切に乗ってらっしゃっていた車です。Kさんは、私がH中学校に勤務していた時の教え子の旦那さんで家族ぐるみでお付き合いをさせていただいている方です。4人目のお子さんが生まれたのを期に、手放されることを決意されたそうです。知らない方の元へ譲渡するのが惜しいということで、私と妻が乗り継がせていただくことになりました。先日、陸送で送っていただき、到着しました。16年前の車とは思えないくらいキレイでエレガントな車です。なんと走行距離は3万キロ未満です。全長5m16cmもあり、かなり大きく、しかも左ハンドルです。まるで初心者のような気分です。これから新規事業を展開し、発展していくみかん畑養蜂所、私たち二人に勇気と元気を与えてくれる、そんな車になりそうで、とてもうれしいです。長崎、九州の道を縦横無尽に走っていきます。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
1からやり直し
最盛期は12箱あった巣箱。いま、1箱になってしまいました。要因は環境問題、自然淘汰、スズメバチの襲撃などがあります。しかし、今最大の原因は、アカリンダニという外来種ダニが気管支に入り込むことによる呼吸困難。当養蜂所も昨年度から多大な被害を受けていました。今年1月には2箱でしたが、うち一箱は消滅しました。残り一箱になったなのです。しかし、最後の一箱はアカリンダニに感染しているにも関わらず、元気です。ダニに打ち勝った種が残ったようです。
メントール、空気循環対策もせず、自然にダニへの対応力を身につけたニホンミツバチ。またこれから増えて行って欲しいです。一箱でも残れば、春には数倍に増えます。なぜ生き残ったのかわかりません。日光が当たっていたから?秋の採蜜をしなかったから?かもしれません。
1(一箱)からやり直しですが、大きな進歩があるやり直しです。
授業で焼き物をつくる意味
世界に誇れる日本をいくつ言えますか?
美術・工芸科だけでなく、今年は全日制の商業高校でも非常勤講師をしています。美術Iの授業で焼き物を作らせました。作品展示すると圧巻です。他教科の先生方からもびっくりされます。学校に窯がある訳ではありません。しかし、なぜ焼き物がつくれるのか、なぜ面倒な準備をまでして焼き物をつくるのかについてお話します。
海産物県長崎は焼き物の産地でもあります。佐世保市には三川内焼があり、近隣に波佐見焼、有田焼があります。南部にもいくつも焼き物の里があります。
歴史的な話をすると、17世紀、九州北部で作られた磁器(白い器)は、佐賀県伊万里港から出荷されていたことから、イマリ、カキエモンのと呼ばれ、政治情勢で中国磁器の輸出ができなかった時期と重なり、ヨーロッパで人気を博しました。マイセンやセーブルが生まれる前の話です。日本から輸出された品物を包んでいた浮世絵などの包み紙が西洋でびっくりされ、ゴッホをはじめとする印象派の画家に多大な影響を与えたことは、ジャポニズムという言葉でよく知られています。ですが、浮世絵だけでなく、当時の日本の磁器も世界に誇れるものだったのです。日本の磁器は収集家がいて美術館を作ったり、金貨や兵士と交換したりしていました。
そんな素晴らしい日本の美術の歴史を知る上で、知識だけでなく、つくるという実体験があると、さらに深まります。
高校は、美術と工芸に分かれています。中学美術は美術と工芸をひっくるめて美術です。大きく分けると美術は絵画、デザイン、彫刻(立体)です。工芸は、プロダクトデザイン(木工、金工、陶芸)などです。ですから、厳密に言うと美術で焼き物をつくると違う教科を教えてしまうことになります。しかし、絵つけをデザインに置きかえて考えるとグレーゾーンになり、この点はなんとか解消できます。幼少時にドロ遊びをさした経験がある方はわかると思いますが、粘土を扱うことは大変楽しいです。そして自分が作ったものが焼きあがり、形になる喜びは計り知れません。何に重きをとるかです。
長崎県では、“教えて考えさせる”教育方針の元に、授業1時間の中でなにを教え、なにを身につけさせるのかを先生方はしっかり計画し、授業します。かなり練り上げた内容で毎時間授業します。そして、教えたことを生徒がどれだけできたかを評価します。先生方の教材研究、授業実践の成果で、全国学力調査では、上位にある長崎県。しかし、長崎だけではないのですがそ、評価するための授業になってしまい、大切なものが欠けてしまう可能性が高いのです。(ネット上でこの解き方で回答したら×だった、この回答で何で×なの?と言う記事を見かけますが、こういう理由です)あまり話すと教育の根本とは何か?まで問題が発展してしまいます。
教育予算削減のため、常勤美術教員は減る一方です。芸術軽視の時勢が否めない昨今ですが、美術教育の現場で大切なものが抜けてしまっていることも要因です。面白くない美術、役に立たない美術、上手い人だけが褒められる美術、作ってその後押入れにしまってしまう美術、達成感のない美術…
もちろん素晴らしい美術も沢山あります。
学校に窯がない場合、素焼き、本焼きをしたい時には、民間に有料で頼めばいいです。できない理由を探してしないより、できる方法を探した方が楽しいですし、成果がでます。長崎県の場合、波佐見窯業技術センターがあります。公立校は依頼文書を提出すると、無償で焼成してくれます。作品を持ち込む手間はありますが、それをどう捉えるかです。
魅力的な授業づくりすること、生徒にとって楽しい美術とは何かを突き詰めていった結果の授業内容のひとつが焼き物づくりです。
また更に深めていこうと思います。






























