昨日の続きです。

 

わたしの家で1泊した父を

1月1日の午後に施設に送り届けて

1月2日はゆったりと寝たり起きたりしながら

過ごしていました。

 

そして、1月3日の朝のことです。

施設から突然電話がかってきました。

 

施設の利用者さんが2日にコロナ陽性とわかり

夜半父も検査をしたら陽性だったので

家に連れて帰るように言われたのです。

 

ええええええええええええええええええええええっ!!!ガーン

 

頭が真っ白になりました。ガーン

 

とりあえず、まず重症化を防ぐ薬がもらえないか

かかりつけ医に聞いてみるように言われたので

病院に電話してみましたが

1月3日ですから、薬は出せないので

休日当番医に行くように言われました。

 

幸い父は熱もなく目立った症状も出てなかったので

とにかくうちに連れて帰って翌日まで

様子をみることにしたのです。

 

翌日病院に電話をすると4時に連れてくるようにと

言われました。

わたしは父を車に乗せ病院へ。

駐車場で待ちます。

父の熱は37度ちょうどで、ごほごほと時々せき込んでいます。

車中でもう一度検査をするとやっぱり陽性でした。

 

高齢者の重症化を防ぐ薬をもらうのには同意書が必要で

そこには様々な副作用が出るかもしれないと書いてありました。

そして、なんと3割の人にしか効かないそうで

それでも使いたいかと言われました。

 

腎臓には作用しない薬なので父も使える薬なのですが

父にどうするか尋ねると薬はいらないと言うので

結局薬はもらわないことに。

 

仕方なく念のための解熱剤だけをもらって帰りました。

 

そこまでで父とずっといっしょに車中で3時間。

 

わたしにも絶対コロナが移ったやんと

心配になりました。ショボーン

 

ひょっとしてわたしが1日の夜も家で預かっていれば

父はコロナにならなかった?

 

父がコロナになったのはわたしのせい?

 

もしも、父の熱が上がればもう肺炎になるのは

間違いないし、そうなれば命も危うくなる。ショボーン

 

その時すぐに入院できなかったらどうしよう。ショボーン

わたしがコロナになって看病できなかったどうしよう。ショボーン

夫や息子がコロナになったらどうしよう。ショボーン

 

 

そんな不安で頭がいっぱいでしたが

1日1日を過ごしていくしかありません。

息子の部屋に戻したベッドをまた夫の部屋に組みなおし

父は夫の部屋に隔離して

夫はリビングで寝てもらって

わたし一人が父の部屋に出入りして介護する生活が始まりました。

 

 

ところが、さすが不屈の父です。

結局父の熱はその時の37度が最高で

それ以上上がることはありませんでした。

 

きょうで9日目。

わたしも家族もコロナの症状は出ず。

濃厚接触者になっていた息子も

昨日から仕事に行きました。お祝い

 

8月に自分がコロナになったときは

不運だと思っていましたが

今回すでにコロナになっていてよかったと

つくづく思いました。

 

 

父も明日で隔離生活が終わります。

 

施設は発症してから10日後からでないと

利用できないので14日からの利用になるので

それまではうちで面倒をみなくちゃいけません。

 

けれど、わたしのお腹もすっかりよくなったので

なんとかがんばれそうです。

 

 

年末年始の一連の騒動で

一時はどうなることかと思いましたが

なんとかなるものですね。

 

 

やっぱり父はすごいです。

たぶん2年前に肺炎で1か月入院した時に

コロナにかかっていたのではないかと思います。

そのときに生きるか死ぬかを生きぬいたので

今回もコロナに勝てたのかなと思っています。

 

とにかくみんな無事でよかったです。爆  笑

 

 

病院に行ったとき隣の車にいた患者さんに

別の先生が話をしていたのですが

今回のコロナは移り方がすごいので

防ぐことはできないと。

症状が出る前にすでに多くの人に移しているし

症状がでたときには4.5日前に

移されているからどこで移ったかわからないと。

 

一瞬父がコロナになったのは

わたしのせいかと思いましたが

父も年末にすでに移されていたのかもしれまん。

 

いろいろ不安になって考えてみても

人生なるようにしかならないのだと

思いました。

 

ブログはまたのんびり更新になりますが

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

爪とぎの段ボールの上でひなたぼっこするしんちゃん