主人が帰ってきて今まで主人じゃないとできなかった手続きをいろいろ

やってもらっています。

 

そんな中、35年前に行った新婚旅行飛行機の時に使った

主人名義のトラベラーズチェックが残っていたのも、いつか円安になるかもと

しまったままになっていて、ずっと換金できずにいたのを

この際主人に換金してもらうことにしました。

 

 

 

20ドル券が9枚で180ドル。今の相場で18,000円くらいですが

35年前は1ドル200円だったので、すでに価値は半分になっています。ショボーン

けれど、このご時世コロナのこともあり、もうアメリカに旅行に行くことはないでしょうし

換金してもらえればありがたいです。

 

 

でも,35年も前のものですから、換金できるかどうかも怪しいです。

調べて見るとトラベラーズチェックは今はもう発行されていないのですが

換金はできるらしい。

ただしドルの場合はできるけど、他の通貨はできないのもあるらしいです。

 

まず、外国為替を扱っている銀行で換金できるかと問い合わせてみましたが

銀行の名前が印字されていないと換金できないと言われました。

 

うちにあるトラベラーズチェックには、どこの銀行の名前もありませんでした。

 

では、どこに訊けばいいのか。

トラベラーズチェックを購入した当時の旅行会社の

お客様相談室に電話してみました。

 

そこでいろいろ詳しく調べてくださったのですが、とにかく近くの支店に

持ち込んでそこで換金できるか確認してほしいと言われたので

そのトラベラーズチェックを購入した支店に持っていくことにしました。

その支店で購入したことがわかるものがあればいいとも言われたので

新婚旅行の思い出の品をまとめたアルバムも何かの助けになるかと

持って行きました。

 

けれど、やはり換金できるかすぐにはわからないからと

わかるところにいろいろ問い合わせくれると言ってくれました。

 

問題はやはり券面上に、旅行会社のロゴがないこと。

そのトラベラーズチェックを買ったことがわかる購入申込書の控えがないと

換金できない決まりがあることでした。

 

トラベラーズチェックを綴じている冊子の表紙にには

旅行会社の名前があるのですが、それはとりはずすこともできるので

証拠にならないと言われました。

 

もう35年も前のもので、添付書類は紛失してしまっています。

かろうじて当時のアルバムには支店名の印字のあるしおりが

貼ってあったのでそれを見せて

「ここで買ったのは間違いないのです。」と説明しました。

 

 

こんなものまで持ってくるとはと、きっと驚いたでしょうが

わたしたち夫婦の勢いに圧倒されたのか担当の方も

困り笑いしながら、なんとか換金してもらえるようにかけあってみますと

言ってくれて、いったん家に帰ることに。

 

「もし換金できなかったときはトラベレックスという外貨の換金をしている

会社に問い合わせてみてください。」と言われていたのですが

その支店は県内になく、コロナの影響で閉店しているところも多いのです。

今、営業している関西のお店の連絡先を教えてくれたのですが

そこまで行くのは無理なので、もう換金できないかもと半分あきらめていました。


けれど、担当の方ががんばってくれたようで

その後電話で換金できると返事をいただきました。やったあ。換金できるみたいです。

 

ただし、換金は2か月後。いろいろと手間がかかるのですね。

旅行会社としては何の利益にもならないことに手数をかけて

申し訳ない気もします。

 

今回いろいろな方が親身になって調べてくださって

ほんとうにみんな親切だなあと思いました。

 

決まりだからできないで押し通されても仕方ないとも思えるのですが

尋ねた人みな、何とかできないかと考えて手を尽くしてくれました。

ほんとにありがたいことです。お願い

 

コロナが治まったら、沖縄旅行に行きたいと思っているのですが

そのときはこのお金も使って、旅行の手配は今回の旅行会社にお願いしようかと

思います。ラブラブ