先週の木曜日にツイッターで

すゑひろがりずのお二人が、大坂の府立上方演芸資料館の砂川捨丸さんの

の写真を紹介されていたのを見て驚いたと同時にとても懐かしく思いました。

 

 

 

わたしは子どもの頃は両親共働きの鍵っ子の一人っ子だったので

テレビが友達で毎日アニメやお笑い番組をよく見ていました。

 

砂川捨丸さんはそのころ見ていた漫才の方で

わたしが見始めたころはすでにおじいさんでした。

やせてちょび髭をはやしているのだけど

笑顔がとても優しいおじいさんで

ネタ中に鼓をくるくる回しながら踊る姿がとても楽しくて大好きでした。ニコニコ

 

中でも踊りの極意を教えてもらうというネタで

相方の中村春代さんが、手足に表情をつけるという意味で

「出た手足に目鼻を付ける」と言ったら

捨丸さんが、文字通り差し出した手や足を顔にこすりつけたのが

おもしろくておもしろくて大笑いしたのを今も覚えています。

 

どうしてそこだけ覚えているのかわからないのですが

それだけはなぜか今も頭に残っています。

 

そのときのがさきほどのツイッターに紹介されていたでした。

もう50年くらい前の思い出で、この鼓の写真をみたとき

まるでタイムカプセルの中からでてきた鼓を見たような気がしました。目

 

今更ですが、捨丸さんのようなお笑いの方が

子どもだったわたしの寂しさを紛らわせてくれたり

楽しくさせてくれていたんだとはじめて気づきました。

 

他にあの頃よく見ていたのは

かしまし娘宮川左近ショウとか。ふる~ぅビックリマークビックリマークビックリマーク笑い泣き

「あ~いや」といいながら、ギロという楽器を鳴らしながら踊る

ミスハワイさんも好きだったな。

子どもだったから音の鳴るお笑いが好きだったかも。

 

時代は変わりましたが、今は捨丸さんと同じく

鼓を持ったすゑひろがりずが

コロナで不安な人々の気持ちを癒してくれています。

 

すゑひろがりずのファンになったのも捨丸さんが

わたしの心の中にいたからかもしれません。

 

時が経っても変わらない

皆を笑わせて明るい気持ちにさせるお笑いという職業は

ほんとうに素敵な職業ですね。

 

すゑひろがりずのお二人も息の長いお笑いコンビになるのが

目標とおっしゃっていましたから

ひょっとしたらまた、わたしのような子供たちが

南條さんの「いよ~~っ、ポン」

おもしろかったと50年後に語るかもしれませんね。ウインク

 

 

 

YouTubeに砂川捨丸さんの漫才映像がありました。

捨丸さんが、鼓を回しながら踊る場面は7分くらいからです。

残念ながらわたしの好きな『出た手足に~』のところは入っていませんが

今見てもこの踊りはかわいくて素敵。

それにしてもハリせんで叩かれるのはちょっとかわいそう。

このとき捨丸さん81歳だそうです。相方さん容赦ないなあ。