思い出話
その常連のお客様は
小学生のお孫さんがいらっしゃる。
年配の男性(70過ぎ)で
歴史に関係した書物をいつも購入されます。
そしてとても気さくで
私とも笑顔で話しをして下さるんです。
いつもの通り
よもやま話(死後?最近使ってない・・・)をしていると、
私が子供の頃住んでいた懐かしい場所に
その年配の男性も子供の頃住んでいたことがわかり
一気に昔話へと花が咲いたのです。
時代は随分違いますよ~。
その男性の子供の頃と言ったら60年は昔ですもんね。
私は、その半分位前の話。
でもね、
時代は違っても懐かしさは一緒なんですね。
目を細めて私の話を聞いて下さるんです。
舗装される前の砂利道道路とか
近くを流れる川や土手で遊んだこととか
学校までの長い道のりとか
木造の校舎とか
小学校の校庭の真ん中に
松の木があった思い出まで一緒だったんですよ~。
今は・・・
その風景はどこにもないけど
記憶の中にいつまでも残り
こうやって年代の違う人とも
思い出話の花を咲かせることって
できるんですね・・・。
セピア色の写真に鮮やかな色が戻ったひと時でした。
なんか、うれしかったなぁ