【＃平成最後の夏 乙事主（おっことぬし）が倒れた…】
（お陰様でもう復帰しています）「入院らするの、あんた生んだ時以来やわ！」そんな病院知らずで、元気が取り柄な母が…5月下旬、カラマンダリンの陳列中に足を滑らせ、そのまま、病院→手術→入院と、非日常生活に…
思いのほか、大きな怪我になった為に、6月中は（入院期間もあり）療養に専念させて頂き、直売店はお休みして頂きました。その間、お店を運営にいつも以上に協力して下さったスタッフの皆様、また、プライベートで実家の掃除など、手伝ってくださった、兄弟や従妹の皆様に、暑く御礼申し上げます。ありがとうございました。
とはいえ…7月は石本果樹園で一番忙しい「ハウスミカン」の販売時期。休む訳にもいかず…足を引きずりながら、椅子に腰かけ、それでも「がんばらなあかん！」っと、8月中旬まで、気を抜かないで努めてくださいました。いつもより作業が捗らず、ご不便頂いたお客様に、深くお詫び申し上げます。
①いつまでも若いと思っていた両親も、老人だったこと。②そして自分も年を取ったってこと。この事故をきっかけに思い知らされました…。
しかし、母が不自由な暮らしの中で、はじめて親孝行らしいことをさせて頂きました。あの「紀州の乙事主（おっことぬし）」と呼ばれ、恐れられている母だけど…
🐗 車いすで買い物をする姿は、あまりに小さく、キョロキョロ、キョロキョロと、それはまるでウリボウみたいで、可愛らしさすら覚えました(笑)
「（自分が）車いすの生活したから、怪我した人の大変さがわかったわ～これから自分の体は治していくけど、困ってる人が居たら助けようとせな～やっぱりあかんな。このタイミングでそれに気付けたことに感謝せなあかんわ～」って…大変な時だったんだけど…終始、前向き。
私自身の「転んでも只では起きない性格」は、どうやら母譲りだな～なんって…
父の協力もあり、今は徒歩で買い物も自分で行ける様になったけど、100％元通りに完治することは、年齢的にも困難なことだから、これからは、もう少しご自愛も持って欲しいな～。
そして、いよいよ…70歳を超えて、終活に向う両親。
皆がビックリするような大きなハッピーはもう無くて良いけど、皆に心配かけるような悲しい出来事は無いように生きて欲しい…
って、「わたしの心配は、あんたの老後。年取って独りは寂しいぞ！」って、いくつになっても母は母。
ちゃんと、安心とさせてあげれるようにならないと…
平成後の夏。
実はこの夏。めちゃめちゃ大変だったんだけど…雨降って地固まるってことなのかな？
みんなでスクラムを組んで望むことができれば、少々の問題は解決していけるんだ！って思いました。
母の怪我から、寄り添う夫婦の姿に、我想ふ。
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