私が好きな絵本の会は、3月12日に開催されました。

3月12日は、何の日?かというと、3・1・2 で さ・い・ふの日

なら、テーマは、財布にしよう!と決定したのですが…
財布が出てくる絵本って 難しくない??
では、「お金でもOKにしましょう。」ということで、

今回の絵本のテーマは、【財布・おかね】

参加者4人で持ち寄れば 絵本もいろいろあるものです・・・



まず、一冊目は、参加者のTさんご紹介の
『かべのすきま』 文・中西翠 絵・澤野秋文 アリス館
かべのすきま | アリス館 (alicekan.com)
壁のすきまから出てきたおばちゃんが焼き芋を買いに行くときに手にしていたのは・・・がまぐち
最初は怖かったのに楽しくなっちゃうお話です。

写真の右下で絵本の表紙が光って見えなくなっているのが、
『ふくびき』 作・くすのきしげのり 絵・狩野富貴子 小学館
 ふくびき | 書籍 | 小学館 (shogakukan.co.jp)
姉弟が お母さんのためにクリスマスプレゼントを買いに出かけますが
お金が足りません。ふくびきの補助券で ふくびきをして 商品を手に入れようとしますが… 優しさがあふれる世界です。お互いが相手のことを思っているお話です。
姉弟がお小遣いを数えます。

『ともだちや』
作・内田麟太郎 絵・降矢奈々 偕成社
ともだちや | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)
「ともだち いちじかんひゃくえん ともだち にじかん にひゃくえん」と
ともだちやののぼりを背負ったキツネが 1時間100円で友だちになろうと商売をはじめましたが・・・
キツネとオオカミのやりとりに 本当の友達とはいったいなんかのかを考えさせてくれる、心が温まる絵本。

落語絵本からは、
『千両みかん』 野村たかあき 文・絵 柳家小三治監修 教育画劇
 千両みかん|テーマえほん|紙芝居 児童書 教育画劇 (kyouikugageki.co.jp)
『ねこのさら』 野村たかあき 文・絵 柳家小三治監修 教育画劇
ねこのさら | 野村 たかあき,柳家 小三治 | 全ページ読める | 絵本ナビ:レビュー・通販 (ehonnavi.net)

どんぐりや どんぐりのぼうしが おかねになるのは、
『こんたのおつかい』 田中友佳子作・絵 徳間書店
こんたのおつかい - 徳間書店 (tokuma.jp)
『おちばいちば』 西原みのり   ブロンズ新社
ブロンズ新社 - おちばいちば (bronze.co.jp)

どきどき はらはらの絵本の楽しさがつまってます。

100円の価値とは???
『100円たんけん』 文・中川ひろたか 絵・岡本よしろう くもん出版
100円たんけん | すべての商品 | | KUMON SHOP (kumonshuppan.com)
 

おこづかいが嬉しいことが伝わってくるのが
『ひゃくえんだま』 ねじめ正一・作 荒井良二・絵 鈴木出版
ひゃくえんだま | ねじめ 正一,荒井 良二 | 絵本ナビ:レビュー・通販 (ehonnavi.net)

100円でジュースを買おうとしたら、ころころ転がって…
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

正直ってお金で買えるの??
『しょうじき50円ぶん』 くすのきしげのり・作 長野ヒデ子 絵 あかつき教育図書
しょうじき50円ぶん | あかつき教育図書株式会社|教科書・教材・教育関連書籍出版 (aktk.co.jp)


招き猫が空から降ってきた。その招き猫が持っているのは 千万両小判!!
『まねきねこだ!!』 高畠那生 作 好学社
まねきねこだ!! | 高畠 那生 | 絵本ナビ:レビュー・通販 (ehonnavi.net)

日本の昔話『したきりすずめ』 石井桃子再話 赤羽末吉画 福音館書店 
したきりすずめ|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
おじいさんがもらった小さなつづらには 大判小判や錦や宝物が。
おばあさんがもらった大きいつづらには…

欲深なおばあさんの表情がよく表れています。

『おさいふのかみさま』 苅田澄子・作 にしむらあつこ・絵 キッズ・マネー・ステーション監修  フレーベル館
おさいふのかみさま|フレーベル館 出版サイト (froebel-kan.co.jp)
お金の使い方を考えます。
何かを買おうとすると
「それ、いちばん ほしいかね~?」とおさいふの神様が聞いてきます。

『うろおぼえ一家のおかいもの』 出口かずみ 理論社
 おさいふを持ってお買い物に出かけますが、うろ覚えなので 何を買うのだったのか・・・
真剣さが笑いを誘います。
うろおぼえ一家のおかいもの | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本 (rironsha.com)

アートな絵本 おしゃれなお話だと思ったのが

『十円玉の話』 牧野伊三夫 絵・文 あかね書房
十円玉の話 - あかね書房 (akaneshobo.co.jp)

『手ぶくろを買いに』 新見南吉・作 黒井健・絵  偕成社
手ぶくろを買いに | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)
キツネのおかあさんが 子ギツネの手を片方、人間の手にしてくれて
握りしめていたのは 白銅貨

でも差し出してしまった手は キツネの手…

『びんぼうがみとふくのかみ』
貧乏神と福の神が入れ替わってしまうお話。
 

『たからげた』 仲倉 眉子 再話 梶山俊夫 絵 福音館書店 こどものとも
たからげた|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
履いたまま転ぶたびに 小判がチャリン、チャリンと出てくる たからのげた
でも、転ぶたびに少しずつ小さくなっていく。

欲張りなごんぞうさんが どんどん転ぶうちにとうとう・・・


おさいふは、がま口さいふばかり出てきました。

お金は、10円 50円 100円 千万両、小判 大判…
    どんぐりの帽子だったり どんぐりがお金だったり。
お金の使い方を考えたり、人間の業が出てくるお話だったり…
今回も 大いに笑い、
「うそっお・・・」と驚いたり、
「見てるのに気がつかなかった・・・」と 
日頃はえを見てるようで見てなくて、字ばかり追っていることに気づかされたりした 笑いのあふれる楽しい会でした。