尾崎豊の息子の尾崎裕也という人が、NHKで「I LOVE YOU」を歌っていた。

 

親の曲を歌う。

 

まあ、歌わされているのかもしれないし、そういう演出なのかもしれない。

本人には特段の意図はないのかもしれないし、あるいは、父親に憧れていたのかもしれない。

 

 

でも、どうなんだろうか。

 

 

父親が作った歌、早くに夭折した親が作って歌った曲を、多分当時は自分は幼かったからもしかしたら、実際には父親をほとんど知らないのかもしれないから、歌えるのかもしれない。

 

 

父親と息子

 

 

大人になったら、別人格だ。

 

 

その父親が作った歌を、何か憧れて歌うなんてことは何か気持ち悪い気がして、そんなことがあるんだろうかと思った。

 

 

もちろん、父親の思い出とか面影はあったとしても、大人になってから、その親をなぞるような生き方はしないと思うのだ。