100日ブログ 77日目

昨日は108歳で亡くなった、父方の祖母の4回目の命日でした

亡くなる少し前の頃
108歳とは思えない

もう少し若い頃は、八千草薫に似てました

ありがとうが口ぐせでした

100歳越えてから、3回も脳梗塞と肺炎になり、
108歳で胆嚢の摘出手術にも耐えました

胆嚢が膿んで、いつ破裂してもおかしくない状態ということで、膿だけ吸い取る処置をすると言うことだったのですが、あまりにも肥大していて、針を刺しただけで破裂の恐れがある
108歳という年齢を考えても、手術に耐えられるかどうかと言うことでしたが、ダメ元で摘出手術となったそうです
多臓器不全状態で、さすがにダメかと思ったのですが、、、

すると、摘出された胆嚢は、膜に覆われていて、破裂しないように保護されている状態で、胆嚢自体はもう、溶けてなくなってしまっていたとか(゜o゜;
あり得ない奇跡的な症例ということで、お医者さんたちが一番びっくりしてました


一旦は退院してから、リハビリ入院してて、最初の頃は父のこともわからなかったのに、その一週間後にお見舞いに行ったときは、私のこともちゃんと「かなちゃん!」とわかって、字も読めるようになって、麻痺していた左手も少し使えるようになってました
この歳で回復してくるっていうのが、とにかくすごいなって、みんなでびっくりしてました

そんなこんなで、もう死なないんじゃないかと、みーんなが思い出した頃、また脳梗塞と肺炎を併発し、急だったけど、息子や娘に見守られ、おだやかに息を引き取りました

最後までシワもシミもほとんどなく、背も縮まず、腰も曲がったりもしてなくて、80代でも十分通用するような感じ

数々の奇跡のようなことを起こしてきた祖母ですが、亡くなって半日以上たっても冷たくなりませんでした

胸の上などにドライアイス乗せられてても、首の下、脇の下は生きているように温かいまま(゜o゜;
皮膚もいつまでも温かく、やわらかい
本当に死んでいるのかと、親戚みんなで心配するほど

横で寝ていてくれた従弟や叔母は、生き返る夢を見たとか?

エンバーミングしてからは冷たくなってしまいましたが(TдT)
本当の本当に亡くなってたのかな?

本当に素晴らしく、美しく上品で優しくて、賢い祖母で、親戚全員が心から尊敬して、みんなに愛されていました

7人の子どもたちはもちろん、奥さんも、沢山いる孫やひ孫の誕生日までも全部覚えていて、かならずお小遣いをくれました
100歳すぎてからも、難しい本を読んでたし、新聞も読んでいました
亡くなる前も、私たちがスマホを持っていたら、
「私もほしい!買ってきてほしい」
「100万円あったら買える?」(ボケてるのではなく、こんなにすごい機械を買うのに、100万ぐらいするだろうという感覚 お金持ちだったし)
とか言ってました

私の知る限り、怒ったりしてるのも見たことないし、否定的なことは一度も聞いたことありません

修学旅行とかでも必ずお小遣いをくれ、どんなつまらないお土産でも喜んでくれました
旅行に行ってまで、こんなババのことを思い出してくれて、ありがたい」と

私の母は、お土産やプレゼントしても、いらないものだと文句いったり、怒ったりもする人ですが😅

お土産やプレゼントって、高価なものとかではなく、そういう気持ちがありがたいんだなぁと、祖母から教わりました

伯父(父の兄)が、癌で85歳で亡くなったとき
「あと20年は生きられたのに」と言ってましたw

そもそもの設定がちがう?

若い時は苦労もしたようですが、結婚してからは家事はすべてお手伝いさんがしてくれて、お金の心配はしたことがなく
祖父もずっと祖母を大事にしていました
歳とってからも、みんなに愛され大事にされ
同居の叔父夫婦は、本当に心から献身的に介護をし
こんなに幸せな一生の人っているんだな



実は母方の祖母も、104歳の大往生でした
最後まで、入院するとかではなく、寝ている間に亡くなりました

80過ぎまでタバコを吸い続けていたのに、肺がきれいだというので、よっぽどいいフィルターがついてるんだろうと、びっくりしたことがありましたが、長生きする人は違うわ^^;

二人とも、食べたいものを食べ、特に健康に気をつけていた訳ではありません
ただ「死にたくない」という執念はすごい
何を食べたらいけないとか、食べた方がいいとか、そんなことは関係ないんだなぁと、この二人のおばあさんたちを見てたら思います

100歳でも、お肉をもりもり食べてました

もちろん病に倒れる方も沢山おられますが、そのあとはもう「生きる」ことを諦めるか、絶対に諦めないか、なのかも?


その母方の祖母は、こないだ
あの世はなかなかええとこやで
と言ってましたw
あれだけ死にたくないって言ってたのにww

私は動物たちに教わってるから、知ってるけど😊


祖母はとても信心深い人でしたが、父も朝一番にかならず神棚に大祓祝詞をあげています
うちの場合は、神様=ご先祖さまなので

仏教ではなくなると「極楽」に行けるのですが、神道では「家神様」になって、家を守るんだそうです

私は他の人よりずいぶんと「神さま」に守られてると言われることがあります

きっと家神様にまもられてるんだな

私の祖母自慢でした
ありがとうございました

ではまた明日