さてさて今日は
最近ふと思い出した、高校時代の思い出をお話しします。
※かれこれ10年ほど前の話なのでうろ覚えな部分もあり、事実と異なる部分あるかもですがご了承を。笑
みなさんの学校では、『球技大会』ってありました??
運動音痴にとっては地獄のようなイベント。
年一回の体育祭だけでも地獄なのに
球技大会ってよりにもよって年2回もあったんですよ。まじ要らん。。。
私の学校では、クラスごとに
男女それぞれ3つずつ出場する種目を決めて、
その3つの中から自分が出る種目を決める、という感じでした。
これは私が高1か高2の頃の話。
(もはや何年生だったかも覚えていない…)
その時の、うちのクラスの女子の種目は
•バスケ
•バレー
•バドミントン
に決まりました。
運動音痴の私は
バレー
→もはやまともにやったことすらない。
未経験の運動音痴がやれるスポーツではない。
バドミントン
→死ぬほど苦手。まずサーブが打てないw
ダブルスだとペアの子に迷惑…
どころかお荷物にしかならないし、
個人戦ではもはやただの公開処刑…
…と、消去法で、バスケを選ぶしかありませんでした。
もちろん、バスケが得意なわけでもなんでもございません。
ただ、バスケならとりあえず上手い子にパス回せばどうにかなるので、運動音痴の自分にも居場所がある…という、とても消極的な理由です。。。
ですが、事件は起こりました。
バスケ、定員オーバー
誰か1人が、バスケからバドミントンに移らないといけなくなり、放課後にバスケ希望の女子の間で話し合いをすることに。
誰1人譲る気なんてなく、話し合いは一向に進まない。
沈黙が続く中、ある1人の女子バスケ部の子が口を開いた。
🏀「ねぇ、みかんちゃん、バドに移ってくれない??」
……は??
名指し?!?
私は混乱しつつも、自分はバドミントンが全くできないからバドには移れないと必死に訴えた。
でも…
🏀「みかんちゃん、バドに出る○○ちゃんと仲良いじゃん。○○ちゃんとペア組めば良くない?」
いやいやいやいや!そういう問題ではないのだ!!!
私はまずサーブが打てない!
というか、ラケットに当てることすらままならない!!
そんな奴がバドミントンの試合に出れるわけないでしょ!!!
重苦しい空気の中、それでも譲れない私は頑なにバドに移ることを拒否しました。
すると、そのバスケ部の子がこんなことを言い放ちました。
🏀「私、今回の球技大会、本気で勝ちに行きたいの。だから、みかんちゃんバスケからバドに移ってくれない?」
………
はぁ。
つまりは、
本気で勝ちに行きたいから、1番足手纏いな私はこのチームにいてほしくない。だから出てけ、ということか
うん、なんとなく分かってはいたけど。
他の子も、私を庇ったりフォローしたりするでもなく、黙って私の方を見てるだけ。
そりゃ、みんな動きたくないもんな。
はぁ、これだからヤなんだよ、球技大会。
スポーツ得意な人には一生わかんないんだろうな。この惨めな気持ち。
私はこの空気に耐えられなくなって、トイレに逃亡して、1人で泣いた。
ほんとに無理だった。
球技大会において、このクラスに私の居場所なんかないんだと思った。
学校行事にガチになることは悪いことじゃないけど、運動音痴に対するこの扱いはあんまりだ。
それよりもクラスの絆とか団結力とかそういうのを深める方が、本来の学校行事の目的ではなかろうか。
この話には後日談があって、
私は結局、そのままバスケに残ることになりました。(他の子がバドに移ってくれた。優しい…)
でも、そのバスケ部の子から、
「みかんちゃんはベンチね」と言われ、試合には出してもらえませんでした。
本来は、試合の前半でベンチだった子は後半で交代して試合に出なきゃいけない(全員必ず出場)というルールだったけど、私は1試合まるまるベンチで見学でした。(←意外とバレないw)
で、面白かったのが、
うちのチーム、まさかの
1回戦敗退wwwww
私は試合に出てすらいないので、私は決して足を引っ張っていません(笑)
本気で勝ちにいくために運動音痴の私をバスケから追い出そうとしたり試合に出させなかったり、散々ひどい仕打ちを受けましたが、それでも1回戦敗退…
ざまぁみろwwwww
ほんと、これこそがスカッとジャパン!!!ww
トーナメント式だったので、負けたチームはその後、自分のクラスの他のチームを応援することしかやることがなくなります。
なのでこの時の私は
1試合も出場することなく、球技大会を終えたのです!!wwww
運動音痴にとってはラッキーでしかありませんwww
…という、私にとって苦くもありスカッとする思い出話でした!
以上!!