小川糸さんの本、つるかめ助産院


旅行の時に読みましたが、のめり込んで一気に読みきりました


夫が突然失踪。夫の行方の手がかりを探るべく二人の思い出の南の島へと夫を探しに行くことを決めたマリア。

島を散策している途中、一風変わった「つるかめ先生」と呼ばれている女性に声をかけられた。

マリアが妊娠をしているにも拘わらず、不幸にどっぷりつかっており心配になったからだという。本土への船が悪天候により欠航したというのもあり、つるかめ助産院に身を寄せマリアは彼女の営む助産院に身を置き住み込みで働くようになった。

助産院で働く仲間たちは、おのおの複雑な境遇にはあったもののそれを克服すべく生きており、マリアは彼らに触発されて、強い心を持って一人で子供を育て生きていくことを決意するようになる。そして、出産の時が来た・・・





どん底まで落ちたマリアは、生い立ちや不幸を周りのせいにしてきた

人が何かをしてくれるのを待っていただけでは思うような人生にはならない

周りを変えるには、結局自分が変わらなければならない事にきづかせられる

そんなお話でした


夫の失踪の理由やなどには全く触れられず、ちょっとモヤモヤが残ったものの


みんなのダンスの日や歌の日や食事会

和やかな風景や美味しそうなお料理

幸せな島時間


全てがファンタジーにも思えますが、読んでいてとても心地よかった


知らなかったけどドラマにもなったのね





そして、先日読んだ「ライオンのおやつ」が今BSで放送されているのを知りました

ドラマ『ライオンのおやつ』2021/6/27から放送スタート本屋大賞2位となった小川糸さんの『ライオンのおやつ』が、NHKのプレミアムドラマにて2021/6/27から放送スタートします。リンクwww.poplar.co.jp



残念ながら既に半分放送が終わっていた😢

でも残り半分だけでも見たくて


ライオンのおやつの読書感想はこちら

『ライオンのおやつ』小川糸著 ライオンのおやつ人生最後に食べたいおやつは何ですか?33歳で余命を告げられた主人公の雫は、残りの時を瀬戸内海のホスピス「ライオンの家」で過ごすことを…リンクameblo.jp




そして早くも次の小川糸さんの本を手に入れました😊


読んでいる時も読み終わった後も、心地よい優しい気持ちになれるから小川糸さんの本は好きですね